高校野球
2024/11/16 22:30

【西川薫】神宮大会出場の東海大札幌高よ、ぜひ優勝して北海道に神宮枠を持ち帰って

20日に幕を開ける神宮大会 神宮枠が懸かる高校の部

 今季の高校野球シーズンがいよいよ大詰めを迎えます。11月20日に明治神宮野球大会が開幕します。北海道からは、大学の部に札幌大が38年ぶり、高校の部には東海大札幌高が10年ぶりに出場します。中でも注目は高校の部。優勝地区には、来春のセンバツ甲子園の神宮枠が配分されるからです。

道勢3度目の頂点を狙う

 新体制の東海大札幌高が初の日本一に挑みます。高校の部が始まった1973年の第4回大会から2023年まで、北海道勢の優勝は18年に初出場初優勝を果たした札幌大谷と、05年の駒大苫小牧の2校のみです。

 20日の1回戦では、東海地区代表の大垣日大と対戦します。チームは13日に本州へ移動。16日には、この秋に就任した遠藤愛義新監督(40)の母校・東海大相模と練習試合を行った。0ー1で敗れはしたものの、今夏の甲子園で8強入りし、秋の関東大会にも出場した強豪を相手に接戦を演じた。万全の調整を進め、初戦を迎えます。

投打ともにハイレベルな逸材が揃う

 大黒柱は左右のダブルエース、背番号1の右腕・高橋英汰(2年)と、左腕・矢吹太寛(2年)。打線は左右の太田勝心と勝馬の2年生ツインズ。秋季北海道大会では、日替わりヒーローが誕生するなど、総合力で頂点を目指します。

夢がついえた〝東海大四〟との一戦

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