【一問一答】北浦竜次 戦力外を経て育成契約 妻の支えに感謝 覚悟の再出発
日本ハムから戦力外通告を受けていた北浦竜次投手(24)が16日、千葉・鎌ケ谷で球団と育成選手契約を締結した。高卒7年目のシーズンを終え、背番号「163」で再出発。同日、取材に応じ、決断した理由や後押ししてくれた家族への感謝を口にした。一問一答は以下の通り。
―育成選手として再契約した
「自分の中で、落ち着いたな、というのはあるんですけど、死ぬ気で(支配下に)上がるしかない。球団の方と話して見ていてください、と伝えているので。やるしかない」
―球団からはどう言われたか
「とにかく期待していると、ずっと言われています。それに応えられるように、そういう姿を見せたい」
―ファイターズに愛着がある
「7年間、お世話になっている球団。それこそ何回もチャンスをもらって、結果出ず、ということを繰り返しているので。そんなんじゃダメだと。ファイターズに残って。ここで結果を残して、やることをやってダメだったら仕方ない。ここで燃え尽きるイメージですね」
―オフは鎌ケ谷で練習するか
「鎌ケ谷を中心にやっていきたいと思っているんですけど、先乗りで(キャンプ地の沖縄に)入りたい。本当に来年、勝負の年。結果を出してギャフンと言わせたいですね」
―課題、テーマは
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「今年を見てもらえれば分かると思うんですけど、前半が良くて、後半は落ちた。体力面もそうですけど、もう一回、初心に戻って体づくりをしっかりやっていこうかなと思います」
―中継ぎでいくのか
「僕の中では中継ぎでいこうと思っています。ここ数年、両方やって、(希望は)先発と言っていたんですけど、中継ぎに向いているのかなと思っています。来年は中継ぎでしっかり」
―走り込みを重視するのか
「走ることもそうですけど、変わらないといけない。全てにおいて。来年のキャンプで変わったと思われるように体づくりをしていきたい」
―レベルアップするためのプランは
「僕は上半身投げなので。プレミア12を見ていて、侍ジャパンの左投手はみんな、足を使って投げている。下半身はアピールするポイントでもあるので、しっかり足を使って投げられるような動きをしていきたい」
―どの投手を見てそう感じたのか
「井上投手(巨人)。ああやって、下を使えるようなイメージで投げていきたい」
―昨オフに結婚を発表している。家族とは話したか
「(妻は)すごく話を聞いてくれたし、相談にも乗ってくれた。自分自身がどう思うか。決めるのは自分自身と言ってくれて、(背中を)すごく押してくれました。ショックは受けていましたけど、そういう時が来る。のみ込んでくれたのか、分からないですけど、しっかり後押ししてくれたので本当にありがたい」
―バイソンの愛称が定着。グラブにも刺しゅうを入れている
「ピッタリですよね、僕に。(刺しゅう入りのグラブは)遊び心があって面白いですし。来年に向けて、新しいものを作ってもらったので、見てくれたらありがたい」
―来季、バイソンのように荒々しく
「もちろんです。暴れます!」