コンサドーレ
札幌FW出間思努がリーグ戦初出場を目指し日々奮闘中「チャンスがあればどんどん・・・」
■11月18日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は12月1日のアウェー広島戦(Eピース)に向けて、5対5プラスフリーマンによるパスゲームなどを行って調整した。なお19日は、悪天候が予想されることからトレーニングを取りやめ、急遽オフとなった。今季札幌U-18からトップチームに昇格したFW出間思努(19)は、ここまでリーグ戦5試合でベンチ入りしながらも、いまだリーグ戦デビューを果たせないでいる。未来のエースストライカー候補が、来季のさらなる飛躍へとつなげるべく、ラスト2戦でのリーグ戦初出場を目指す。
17日のトークショーで会場盛り上げた
前日17日には、MF近藤友喜(23)らと共にファンクラブ会員対象のトークショーに出演した出間。「やる前は緊張していたけど、その場に立ってしまえばやるだけだったので、あまり緊張せずにできたかな」と振り返る。会場に駆けつけた356人のサポーターをトークで沸かせ、チーム対抗のゲーム大会では、実施された2種類のゲームにいずれも勝利して、イベントを大きく盛り上げた。トークショー明けのこの日のトレーニングでは、軽快な動きを披露した。
札幌U-18在籍のまま2種登録選手として出場した、昨年7月の天皇杯3回戦ヴェルスパ大分戦で2得点をマーク。既に公式戦でゴールを決めた状態で迎えたプロ1年目だったが、6月の天皇杯2回戦栃木シティ戦でプロとしての初ゴールこそゲットしたものの、リーグ戦ではここまで出場なし。8月の天皇杯4回戦千葉戦での後半37分からの途中出場を最後に、約3カ月公式戦出場から遠ざかっている。