侍ジャパン・北山亘基 フル回転が期待される右腕 2次リーグに向けて気合のヘアを披露!?
21日から2次リーグ 会場の東京Dで公式練習
国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」の2次リーグに進んだ侍ジャパンが20日、試合会場となる東京ドームで公式練習に臨んだ。
日本代表に初選出されている日本ハムの北山亘基投手(25)は前日19日に散髪へ。襟足をカットしたニューヘアで汗を流し、「普通です。おとなしくいきます」と照れ笑いを浮かべた。
帰国した足でそのまま美容室へ 襟足が…
1次リーグB組を5戦全勝で1位通過し、日本は前日に台湾から帰国。空港に到着後、北山はその足で美容室へ向かった。
「襟足を伸ばしていたんですけど、僕、あまりこだわりがなくて…。どうしますか?と言われて、いい感じに揃えてください、短くしてくださいと。いつも札幌で切ってもらう人と別なので、襟足のことをすっかり忘れていて。終わってからよく考えたら、襟足がなくなっていた」。意図せず、イメチェンすることになり、「帽子をかぶると坊主みたいになるので、ちょっと嫌です。幼くなっちゃうので」と苦笑いだった。
充実の台湾ラウンド 元チームメートとも再会
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1次リーグは、中継ぎとして台湾で行われた2試合に登板。18日のドミニカ戦では、九回からマウンドに上がり、試合を締めくくった。
現地では、昨季まで日本ハムでプレーした王柏融と食事に出かける機会もあった。「台湾料理、火鍋を食べました。しゃぶしゃぶとか、いろいろ食べました。結構、庶民的な感じのお店にも行ったり。台湾という感じで、思い出に残りました」
連戦連投も大歓迎! 「忙しくなりそうです」
英気をバッチリ養った。21日から始まる2次リーグでは、第2先発、セットアッパーとフル回転が期待される。
「残り4日間はだいぶ忙しくなりそうです。バックアップが一番、大変なので、実際、上がらないところでもいろいろあるかと。でももう4日間だけなので、しっかり集中してやりたい」と意気込む。
侍ジャパンでも浸透中の〝教授〟
日本ハムではおなじみとなっている〝教授〟のニックネームは、侍ジャパンでも浸透中。「ありがとうございます。選手間でも、みんなそう呼んでくれます」と感謝する。
さあ、2次リーグでも本領発揮だ!
前日には同学年の中日・清水が機内のモニターで数独に興じる北山の動画をストーリー挙げて、「教授が教授している」とコメントした。「昔よく、おじいちゃんがやっていたんですよ。やり方を当時、教えてもらっていたので。まさかの隠し撮りをされていた。よくよく考えたら普通、やらないですよね」。さらなる活躍で〝教授〟の名を広く知らしめる。