ファイターズ
台湾の「火球男」古林睿煬 エスコン初来訪 歓迎ムードに笑顔
期待の本格派右腕が電撃訪問
日本ハムと契約合意した元台湾プロ野球(CPBL)・統一ライオンズの古林睿煬(グーリン・ルェヤン)投手(24)が21日、初めて北広島のエスコンフィールド北海道を訪れた。
歓迎ムードが漂う中、新しい仕事場となる球場内の施設を見学した。
新たな〝職場〟となるマウンドへ
電撃訪問だった。ベージュのコートを着た古林が、ベンチ裏からフィールドに姿を現した。大型ビジョンには「WELCOME! 古林睿煬」と映し出されていた。マウンド付近に歩み寄ると、同行していた妻や球団関係者らと記念撮影。ファンの声援に手を振って応える場面もあった。
握手を交わした小村社長 「北海道のスターになってほしい」
台湾球界を代表する本格派右腕で「火球男」の異名を取る。現在、開催されているプレミア12の台湾代表にも選ばれていたが、コンディション不良により辞退。日本ハムはこのオフ、ポスティング申請した古林の入札に参加し、優先交渉権を得て契約にこぎつけていた。
新戦力の古林と対面し、がっちり握手を交わした日本ハムの小村球団社長は「台湾のスターから北海道のスターになってほしいと思います。大きく羽ばたいていただけると信じています」と大きな期待を寄せていた。26日に台湾で入団会見が行われる。