侍ジャパン・清宮幸太郎 出番がなくてもチームを鼓舞 前日20日には〝同級生会〟を主催
■WBSCプレミア12
▽2次リーグ 米国1-9日本(11月21日、東京ドーム)
世界一奪取へ意思統一 スーパーラウンドを前に決起集会
侍ジャパンの一員として国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」に出場している日本ハムの清宮幸太郎内野手(25)が21日、自身主催の〝同級生会〟を行ったと明かした。
前日20日にチームメートの北山亘基投手(25)ら同学年6選手が集まり、世界一へ気持ちを高めたという。
ベンチから闘魂注入! 「シンプルに応援していました」
2次リーグ初戦の米国戦。出番はなかったものの、清宮はベンチでチームを鼓舞し続けた。
「もうシンプルに応援していました。(出番が)ありそうなところで準備していくだけかなと思います。常にいいものを求めて練習していければ」と前を向いた。
苦しむスラッガー ここまで3試合で打率.182
今大会はここまで出場3試合で11打数2安打。苦しい日々で、一緒に戦う同世代の選手から、いい刺激を受けている。
まさかの幹事!?
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今回の代表メンバーで1999年度生まれは、清宮、北山の〝K・Kコンビ〟と巨人・大勢、中日・清水、西武・隅田、古賀の6人。食事会の幹事を引き受けたのが、自称「一番、幹事っぽくない」清宮だった。
英気を養った充実のひととき
以前から〝同級生会〟の話は出ており、北山によると「清宮世代なので、そうなりますよね」。当の本人は「ずっとやろうと言われていて。幹事、おまえなって。ずっと先延ばしになっていた結果、きのうになりました」
焼き肉をつまみながら、同学年トークで大盛り上がり。「うれしかったです。やっぱ、なんかこう僕ら世代のアマチュア時代の話とか、いろんな話ができて楽しかったです」
2次会は清宮宅 増えたサインコレクション
お会計は「1の桁からじゃんけんして。1桁目だけ、すみちゃん(隅田)が勝ったんですけど、10から全部、大勢が勝って」。勝った人が払う〝男気じゃんけん〟で「大勢がゴチ」
食事後には清宮が実家に招待し、地下室の壁にサインを書いてもらった。もともとあった万波、野村、吉田(オリックス)らのコレクションに侍戦士が加わり、「みんなに書いてもらいました。うれしかったです」と大喜びだった。
1回無失点の北山 「いい会になりました」
大成功に終わった〝同級生会〟だったが、こんな裏話もあった。「予約時間にみんな大幅に遅刻したので(笑)。僕の予約時間がへたくそすぎて、絶対、間に合わない時間に予約しちゃった」と照れ笑いした。
それでも、この日1回無失点と好投した北山は「いい会になりました」と感謝していた。