【一問一答】侍ジャパン・北山亘基 3番手で1回無失点 前日20日の同級生会に「それでみんな頑張れた」
■WBSCプレミア12
▽2次リーグ 米国1-9日本(11月21日、東京ドーム)
侍ジャパンに初選出された日本ハムの北山亘基投手(25)が21日、2次リーグ初戦の米国戦で2点リードの七回から3番手で救援登板。先頭打者を四球で歩かせたが、後続を打ち取って無失点で抑えた。試合後の一問一答は以下の通り。
―登板を振り返って
「きょうは1イニング。前回もそうだったんですけど、しっかり集中して投げることができたのは良かったと思います」
―日本に戻ってきて、どんな気持ちでマウンドに上がった
「また日本に戻って、ホームに帰ってきたというか、応援もすごく温かいですし、そういう意味では台湾にいた時よりも心強い気持ちでマウンドに上がれるんじゃないかなといふうには感じてました。実際、きょうもマウンドに立って、すごい声援が近く、助けられました」
―先頭に四球を出しながら、2者連続三振に仕留めるなど無失点に抑えた
「先頭四球、一番ダメなものをしてしまってはいたんですけど、その後しっかり落ち着いていけた。自分の持ち味は真っすぐなんですけど、しっかりバッターに寄せていけたので良かったんじゃないかなと思います」
―球速は154キロが出ていたが、投げていた感触は
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「球速も大事ですけど、実際バッターを差し込むというか、空振りも取れましたし、そこが自分的には良かったかなと思います」
―若干、ボール先行になった時、スタンドから拍手が沸き起こった
「もう素直にうれしいなと思いましたし、期待に応えたいなという気持ちでしっかり集中して投げました」
―米国打線の印象は投げてみてどうだった
「僕が投げていたタイミングはロースコアのゲームだったので、一発も怖かったですし、手前(五回)で1本出ていたのはあったので、そこは注意しないといけないというふうには感じていました。結果的に1失点で終わったのはみんなピッチャーが頑張っていて良かったんじゃないかと思います」
―前日20日には同学年のメンバーで食事に
「みんなで清宮の地元というか、行きつけの焼き肉屋さんに行って、野球の話というか、頑張っていこうみたいな決起集会というか。遅いんですけど、やっとできたので。きょうもそれでみんな頑張れたので良かったんじゃないかなと思います」
―七回、ホールドシチュエーションで投げた
「点差とか正直、終わってみて、そうだなってのがあるんですけど。投げてる時はあんまりそこまで考えず、一球一球、集中して。結果、そのイニングをゼロで抑えて帰ってくるって意識で。そういうシチュエーションで任せてもらったってことは意気に感じますし、その中で抑えられたのはすごく良かったかなと思います」
―マウンドを重ね、自分の思い通りの投球ができるようになっている
「比較的、前回に比べると今回の方が、内容は四球を除けば良かったですし、キャッチャーとのコミュニケーションも回数を重ねていく中で良くなってきている。残り3戦もしっかり、今まで以上のピッチングができるようにやっていきたいと思います」