ファイターズ
2024/11/22 18:05 NEW

金村尚真 今季は7勝をマーク 変化球のキレを向上させるために強化しているところは 

球場の周りをウオーキングする金村=撮影・十島功

プロ3年目の来季に向けて鎌ケ谷で自主トレ中

 日本ハムの金村尚真投手(24)が22日、2軍施設のある千葉・鎌ケ谷で自主トレを行った。

 中継ぎからスタートした2年目の今季はシーズン途中から先発ローテーションに回り、136イニングを投げて7勝を記録するなど、1年間チームを支えた。直球、変化球ともにグレードアップさせ、来季は先発の柱としてチームを勝利に導いていく。

リーグ2位に大きく貢献 自身も及第点 

 今季、欠かすことのできない投手の一人だった。1年間、先発と中継ぎ両面で投手陣の力となり、チームのリーグ2位躍進に貢献。CS(クライマックス・シリーズ)でも先発登板するなど、主戦投手として最後まで投げ続けた。

 金村も「1年間(1軍で)回ったことがなかったので、目標を達成できて良かった」と自身に一定の評価を下した。

目指すピッチングスタイルはチームを支えるエース右腕

 防御率も2.38という好成績を残したが、いい投球をしながら援護に恵まれない試合もあり、勝ち星は7勝と思ったように伸びなかった。

 「接戦に弱かったと感じた。いい投球をしても勝てない。勝てる投手じゃないなと思いました。先制点を与えたり、味方が点を取った後に点を取られたり。野球は流れのスポーツなので、そういうところが自分の勝てない原因と感じた」と目指すレベルはもっと上にあるだけに、自らに手厳しかった。「(伊藤)大海さんを見てても、味方が点数を取るまでゼロで抑えている。そこを目指してやっていかないといけない」とエース右腕の背中を追って、さらなる進化を誓った。

シーズン後半の〝失速〟を反省

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