夏季スポーツ
2024/11/22 22:00 NEW

旭川志峯が17度目の挑戦で北海道女王に 札幌山の手を今年三度目の正直で撃破【春高バレー北海道予選】

優勝を決めて喜び合う旭川志峰の選手たち=撮影・中島聡一朗

■全日本バレーボール高校選手権北海道代表決定戦 最終日(11月22日、北ガスアリーナ札幌46)
▽女子準決勝 札幌山の手2-0札幌大谷、旭川志峯2-0帯広南商業
▽女子 決勝 旭川志峯2-1札幌山の手(16-25、28-26、29-27)

女子決勝はフルセットの末に栄冠

 男女の準決勝と決勝が行われた。女子は旭川志峯が準決勝で帯広南商業を下して初の全国切符をつかみ取ると、勢いそのままに札幌山の手との決勝戦でもフルセットの末に勝利。17度目の全道大会挑戦で、ついに北海道の頂上へとたどり着いた。決勝に進んだ両校は、来年1月5日に東京体育館で開幕する本大会に進む。

最終セットもデュース

 まさに激闘だった。札幌山の手が1セット目を先取して迎えた第2セットは、デュースの末に旭川志峯が奪取してイーブンに持ち込む。最終第3セットも互いに譲らず、再びデュースまでもつれた大会史に残る大熱戦は、旭川志峯の初優勝という形で幕を閉じた。

アタックを放つ旭川志峰の戸村主将(右)

 

 2年時からキャプテンとしてチームをけん引してきたOH戸村由那(3年)は「本当に勝ったのかなって、信じられない感じが最初にありましたけど、その次にうれしいという気持ちが湧いてきました」と、勝利の瞬間を振り返った。

頑張る子に「勝つ喜びを」 キャリアがなくても気合と根性

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい