札幌MF浅野雄也が練習試合2G1A 古巣・広島戦で4カ月ぶり先発復帰目指す
■11月23日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
▽練習試合(45分×3) 札幌14-0北海道教育大学岩見沢校(3-0、6-0、5―0) 札幌得点者:白井×2、浅野×2、駒井、鈴木、原、出間×3、小林×2、長谷川、サフォ
北海道コンサドーレ札幌は北海道教育大学岩見沢校と練習試合を行い、14-0で勝利した。今月3日のホームC大阪戦から戦列復帰したMF浅野雄也(27)は、1本目と2本目途中までの約70分間プレーし、計3得点に絡む活躍を見せた。古巣対決となる次節のアウェー広島戦(12月1日、Eピース)で、11試合ぶりに先発復帰すべくアピールした。
主力主体の1本目から存在感
主力選手が多数出場した1本目のメンバー11人に名を連ねた浅野は、8分にFW白井陽斗(25)からのラストパスをきっちり流し込むと、36分には右サイドの高い位置から、相手GKが飛び出して無人となった相手ゴールに向かってロングループシュートを蹴り込み、この日の自身2得点目をゲット。さらに2本目5分には右サイドからゴール前へクロスを上げて、MF駒井善成(32)のゴールを演出するなど、終わってみれば2ゴール1アシストを記録。大学生相手ではあるものの、1週間後に迫った古巣相手の重要な一戦に向けて、結果を出して存在感を見せつけた。
8月の鳥栖戦試合前に左足肉離れ
8月16日のホーム鳥栖戦の試合前練習時に左ハムストリングを肉離れ。先発予定だった同戦出場を急遽回避し、約2カ月の戦線離脱を強いられた。10月24日に完全合流を果たしたものの、その後の2戦はいずれもベンチスタート。「スタートから出る方がいいな、というのはある。途中からだと、どうしても(試合の流れに)入るのが結構難しいときがあるので、めっちゃしんどい」と語るように、復帰後はまだ得点に絡む働きを見せられないでいる。8月10日ホーム福岡戦以来、約4カ月ぶりとなる先発復帰に向け、「今週は紅白戦とか、練習でもバチバチして試合ができているので、いい調整ができていると思う」と、状態は上昇中だ。