ミレニアム世代の田宮裕涼 古林睿煬&清宮虎多朗との同級生バッテリー結成を心待ちに
北見でプレミアムトークライブ
ミレニアム世代の加入を歓迎―。日本ハムの田宮裕涼捕手(24)が25日、「ニッポンハムプレゼンツ プレミアムトークライブ」(北見会場)に出演した。このオフに加入した古林睿煬(グーリン・ルェヤン)投手(24)と清宮虎多朗投手(24)の同級生投手とのバッテリー結成を心待ちにしている。チームでも一番といっていい存在感を見せるミレニアム世代が、来季のV奪還へ導いていく。
古林睿煬とは高校時代に対戦
不思議な縁でつながっていた。田宮は成田高時代、千葉県選抜として台湾へと赴き、日台国際親善野球試合で古林睿煬と対戦した。「らしいですね。全然覚えてないです」と苦笑いしたが、同級生の加入は心強い。「同級生がまた増える。多分あっちも同級生だとやりやすいと思いますし、そこは話をしてコミュニケーションを取って、いいバッテリーになっていけたら」と力を込めた。
高校時代に選抜で共闘した清宮虎 「もう実力はしっかりある」
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八千代松陰高出身の清宮も、その千葉県選抜に名を連ねていた。当時はバッテリーを組んだ経験もあり、プロ入り後は2軍戦で対戦も重ねた。最速161キロを誇る右腕について「去年はイースタンで最多セーブを取ったので、もう実力はしっかりあると思いますし、打席に去年立ちましたけど、球速も速いですし、そこはやっぱりいいボールを投げているんで、一緒に頑張りたい」と共闘を誓った。
疲れているか分からない作戦
プロ6年目、初めて1年間を1軍で戦い続けた。重労働な捕手というポジションということもあり、疲労の蓄積は予想以上のものだった。イベントのトークでも「4月ずっと出てるだけでも疲れたかなと思うんですけど、最初は疲れているか分からない作戦で頑張っていたので、何とかなっていた。それが後半戦にその効果が切れてきて、ちょっと動かなくなったときがあった」と話すなど、特に下半身への負担は大きかった。春先は持ち前の打撃力を発揮していたが、夏場は月間打率が7月は.195、8月は.206と落ち込んだ。
オフは下半身強化をメインに
来季は最後まで元気に駆け抜けるためにも「下半身の強化っていうのを重点的に。下半身がバテてくると、力が出せなくなってくるので、上半身っていうよりかは下半身をメインで。プラス上半身もしっかりやっていきたい」。来季は一層強くなった背番号64が、攻守でミレニアム世代の旗振り役を担う。