日本ハムと契約合意した元台湾プロ野球（ＣＰＢＬ）・統一ライオンズの古林睿煬（グーリン・ルェヤン）投手（２４）が２６日、台北市内のホテルで入団会見に臨んだ。高校時代からファイターズでプレーすることを夢見ていたという本格派右腕。新庄剛志監督（５２）や伊藤大海投手（２７）、元日本ハムで米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手（３８）からの動画が流されるサプライズもあった。会見での質疑応答などは以下の通り。

―今の気持ちは
「今は本当にお世話になった方々にありがとうと言いたいです。台湾で育ててもらっていないと今の自分はない。高卒から台湾プロ野球を経由しても、こういう道があるということを示していけたらいいです」

―２１日にエスコンフィールド北海道を訪れた。視察した感想は
「世界でNO・1の球場だと思っている。あの球場でプレーできることが、今から楽しみ」

―背番号は「37」に
「ファイターズから提示された番号の中で、直感で決めました」

―日本ハムを選んだ理由
「実は、高校の時からファイターズでプレーしたいと思っていました」

―1年目へ向けて
「できるだけ早くチームにとけ込みたい。日本のプロ野球を知る先輩からも『コミュニケーションが大事』と言われている。それから、チームの勝利に貢献していきたい」

―サプライズ動画もあった
「動画を見て、本当にすごいことだと思いました。ダルビッシュ選手は、ずっと憧れていましたので驚きました」

■会見に出席した日本ハムの栗山ＣＢＯ

「世界的に投手の球速が上がっている中で、（古林投手は）今の野球にマッチしている。世界のトップに立てる人と野球をやりたかった。それでぜひ、ファイターズで一緒にやりたいと。台湾の皆さんに喜んでもらえるような世界の一流選手になってもらえるようにファイターズがお手伝いをします」