矢沢宏太&奈良間大己 ワイン城で決意「勝利の美酒に酔いしれたい」 応援大使で池田町訪問
同学年コンビでファンと交流
日本ハムの矢沢宏太投手兼外野手(24)と奈良間大己内野手(24)が26日、北海道応援大使プロジェクトの一環で池田町を訪問した。
観光スポットのワイン城を見学した2人は、ワイン作りの工程に興味津々。その後はトークショーで地元ファンと触れ合い、つかの間の交流を楽しんだ。
十勝ワインに魅せられて…
同町の特産品として知られる十勝ワイン。その歴史に触れた矢沢は「校外学習みたいで楽しかったです。ワイン作りを見て『お~っ』って興味を持つんだから、大人になったなぁと思いました」とニッコリ笑った。
一方の奈良間も「手間暇がかかってますよね。ブドウを取って簡単に作れるわけではない。1本のワインには、たくさんの人の思いが込められていることを知りました」と感心しきりだった。
購入検討の矢沢 思い描くリーグV&日本一
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地下熟成室で静かに眠る大樽を見つめ、矢沢はポツリとつぶやいた。「1本、買おうかな…」。言葉の裏では、歓喜に沸く来季のファイターズをイメージしていた。
購入を検討しているのは、誕生年の2000年かプロ入団年の2023年のワイン。リーグ優勝や日本一を成し遂げた際には、特別な1本を開栓し、同学年の選手で乾杯するつもりだ。
活躍を誓い合った2人
美しい筋書きに、奈良間も激しく賛同し「いいね。それはマジでいい。おいしいワインを飲むためには活躍しないと。来年は試合に出続けることが大事。スタメンで出て、試合終了までグラウンドに立っていたいです」と意気込んだ。
この日の契約更改で、来季の目標を外野での開幕スタメンに定めた矢沢は「打たないと何も始まらないので、打ちます。100安打を打って、勝利の美酒に酔いしれたい」と決意を込めた。
実は揃って下戸!?
きれいに話をまとめたが、実は2人とも、お酒に強くない。矢沢は「奈良間は飲んだら静かになります。普段からワ~ッて感じなのに、飲むと面白くないし、存在感がなくなります」と暴露する。
奈良間も負けじと「全く飲めませんが、みんなが記憶をなくしても、僕だけは覚えていられる。その分、翌日以降もその話をして、2倍楽しめるからいいんです」と反撃した。
プロ3年目の来季を大飛躍の年に!
飲めても、飲めなくても構わない。仲良しの同学年コンビは、ワインボトルに夢を詰め込み、新シーズンの飛躍を目指す。