【一問一答】若林晃弘 トレード直後の負傷で1軍出場ゼロ 巻き返しへの覚悟示す
日本ハムの若林晃弘内野手(31)が27日、エスコンフィールド北海道で契約更改を行い、500万円ダウンの年俸1800万円でサインした(金額は推定)。今季の開幕前にトレードで加入した若林だったが、直後に左もも裏を肉離れ。その影響から右足にも違和感を抱えるなど、負傷に泣いたシーズンとなった。一問一答は以下の通り。
【日本ハムの契約更改一覧:11月27日時点】
―サインは
「しました。ダウンです」
―提示された数字を見て
「僕は1年間、けがで1試合も1軍の試合に出てないので、当たり前のことだなと率直に思います」
―球団からは
「来年はけがなく、1軍の戦力として見ていただいているので、1年間、けがせずに1軍の試合で活躍することを期待していると言っていただきました」
―球団に伝えたことは
「トレードで加入して1年目で僕自身もこのような結果になって悔しかったですし、来年こそはファイターズに恩返しできるように、という話はさせていただきました」
―今季を振り返って
「今までのプロ野球生活の中でも本当に一番、苦しかったので、来年こそは結果で示して、このけががプラスになったと思えるように。本当に結果が全てだと思うので、結果を出して活躍するか、野球を辞めることになるか、それぐらいの気持ちでやっていきたいなと思ってます」
―苦しいシーズンになった。リハビリ中などはどんなことを考えながら過ごした
「やっぱりファイターズの1軍の試合を見ていると、強かったですし、その輪の中にいられないっていう自分の情けなさもありました。本当に気持ちばかりが焦ってしまって、思うように動けなかったので、そこは本当に苦しいなと思いながらも、ファイターズの選手たちの試合を見ながら、いいチームだなと思って過ごしてました」
―現在の体の状態
「シーズン中よりは(良くなっている)。フェニックス(・リーグ)の試合も出させてもらったんで、その時の状態も良かったですし、もう一回、冬の間にリハビリというか、体づくりをして、来年2月の初めから100%でいけるようにしていきたい」
―自主トレについては
「12月中は都内でやって、1月は沖縄でやるんですけど、毎年やっているところなので、もう一回、イチから考えてやっていきたいと思います」
―どのポジションで勝負したい
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「やっぱり僕は、ファイターズの入団会見でも言いましたけど、もう一度、セカンドを軸として考えている。そこで出られなければ意味がないというか、それぐらいの気持ちで覚悟を持ってやっていきたいと思います」
―重視したいトレーニングは
「去年はちょっと体重を増やそうと思って重量的なことをやっていたんですけれども、今年のオフからは走り込みだったり、もう一度、足腰、基礎的なトレーニングであったり、バッティングにつなげられるところであったりをちょっと考えていた。しっかりと走り込むというところに一番、重点を置いてやっていきたいと思います」
―来季の目標
「全試合、1軍にいるっていうことが目標なので、けがしない体づくりと、1軍にいて、そこから結果を出すということ。それをクリアできるようにオフシーズン、取り組んでいきたいと思います」
―意気込みを
「来年こそはファイターズのリーグ優勝、日本一の一つのピースになれるようにしっかり貢献できるように頑張りたいと思います」
―3月にけがをして、同じ箇所が長引いたのか
「3月に発症したのが去年、けがしたところで、その後は右足のバランスがやっぱりちょっとおかしくなって。ちょっと右足に違和感が出て、行ったり来たりしている状況で。大きく損傷はしてなかったんですけど、多少、右足の方に損傷があったりとかっていう形で、行ったり来たりで長引いてしまったっていう感じです」
―良くなっている
「良くはなってますけど、まだフェニックス(・リーグ)の時も万全にというか、100%でできるかって言われたら、クエスチョンマークだったので、自分の中では。試合に出られて、試合の中での動きができるっていう自信が付きました。あとは走ったりとか、1軍のスピード感になった時に100%(の力を)を出せるようにっていうところまで来ていると思う。そこはオフシーズンにもう一回、走り込みとか、耐久性だったり、強さを付けたいなと思ってます」
―両打ちは続けていく
「僕はもう両方でしか打てないと思うんで。続けます」
―都内の自主トレは誰かと一緒にやったりするのか
「いや、都内は基本的には1人で。鎌ケ谷とかも手伝ってくれる方がいらっしゃるので、そこで十分できるので」
―沖縄にはどんなメンバーで
「沖縄は毎年、田中広輔さん(広島)と中村奨吾さん(ロッテ)と、ファイターズだったら、奈良間とかが一緒なんですけど、上の(年齢の)人たちは変わらずにやっているので、そのメンバーとやらさせていただきます」