ファイターズ
《ハム番24時》11月27日
ギャップがほほ笑ましかった。応援大使プロジェクトで帯広競馬場を訪問した田宮と水谷は、ばん馬にまたがり記念撮影を行った。
馬上の水谷は、体重1トン近い筋肉質な体に触れて「これは万波級ですよ! 僕とマンチュウって馬みたいじゃないですか? 僕はサラブレッド系で、マンチュウはばん馬系やなって、ずっと思ってたんです。とにかくゴツい」と、ユーモアたっぷりな表現で迫力を伝えてくれた。
馬を下りると、今度は餌やり。ニンジンを手渡された2人は、しばらく順番を譲り合っていた。グラウンドで見せる勇猛果敢な姿とは真逆で、完全にビビっていた。
田宮が「馬は怖いです」と言えば、水谷も「指を食べられたら終わりですから」と戦々恐々。剛速球を打ったり捕ったりする屈強な男たちが、馬を恐れて声を震わせるとは…。シュールな雰囲気に、記者は思わず吹き出しそうになった。
特に怖がっていた田宮に理由を聞くと、少年時代のトラウマを明かしてくれた。「小さい頃の記憶が全ていけないんですよ。犬にかまれたり、猫に飛びつかれたり。なぜか攻撃されるので動物は苦手です」。日頃から黄色い声援を送られるナイスガイも、動物からの人気はイマイチなようです。