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2024/11/28 21:25 NEW

ドラフト3位・浅利太門が仮契約 異例の〝パワースポット〟神社での入団交渉 道産子マネジャーの助言で実現

大國魂神社で仮契約を結んだ浅利(中央)と大渕スカウト部長(左)、山本スカウト=撮影・中田愛沙美

契約金6000万円 年俸1000万円で仮契約

 日本ハムがドラフト3位で指名した浅利太門投手(22、明大)が28日、東京・府中市の大國魂神社で仮契約を結んだ。契約金6000万円、年俸は1000万円(金額は推定)。明大野球部が必勝祈願で訪れるパワースポットで、プロとしての第一歩を踏み出した。

記念すべき門出にぴったりの舞台

 厄払いや縁結びに御利益があり、1900年以上の歴史を持つ神社で行われた入団交渉。宴会場「梅竹の間」の金びょうぶをバックに、浅利が満面の笑みを見せた。

 「プロ野球選手になる一歩というか、階段を上がったかなと感じています」。晴れの舞台に備えて、昼には散髪へ。「仮契約に向けて切りました。だいぶ短くお願いしますって、美容師の方に伝えて切りました」と、はにかんだ。

明大野球部とも縁の深い神社

 都内屈指のパワースポットとして知られる武蔵国の総社は、明大野球部にとって特別な場所だ。毎年、必勝祈願を行い、優勝祝勝会の会場になったこともある。

 「ここで仮契約できるのは非常に光栄に思います。思い入れというか、思い出のある場所です」と喜びをかみしめた。

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