【アイツらのことならオレに聞け!】特別編~ みんなで語る2001年度組 細野&進藤&宮崎
日本ハム選手が同学年のチームメートを紹介する連載企画『アイツらのことならオレに聞け!』が、このオフもスタートします。道新スポーツデジタルが、さまざまな年代を独自にピックアップ。各年度の代表者がメンバーの呼び名と素顔をぶっちゃけます。
2シーズン目の第1回は【特別編】として、2001年度生まれが登場。細野晴希投手(22)、進藤勇也捕手(22)、宮崎一樹外野手(23)が、それぞれのキャラクターを紹介してくれました。〝宇宙人キャラ〟だという外野手の秘蔵写真も公開します。
まずはリーダー!?の進藤が紹介役
チーム内で01年度生まれは、昨年のドラフトで入団した3選手のみ。今年の「みやざきフェニックス・リーグ」期間中には、進藤の声かけで焼き肉に行ったという。まずは3人のまとめ役を担う扇の要が、細野と宮崎について語ってくれた。
『ホソ』…細野晴希投手
「野球に対してストイックなイメージだと思うんですけど、意外にちょっと抜けています。ゲーム好きだったり、部屋とかフィギュアとかいっぱいあります。野球のことに対しては、考え込むタイプ。僕も考えるんですけど、細野は考えなくていいことを考える感じはあります。周りの評価とか意外と気にしますね。例えばピッチングに関して周りの評価は、コントロール悪いみたいなのあるじゃないですか。だいぶ気にしていますね。僕は大学時代からの付き合いで。大学3年の時から(バッテリーを)組んでいるんですけど、コントロールの印象は全くなかったので。僕は全然そういう印象がないし、(本人にも)言ってはいるんですけどね。野球に対しては、もっと遊びがほしいです」
『ザキ』…宮崎一樹外野手
「宇宙人です。やばいです。自分、ボロクソ言えますよ(笑)。マジで変わっていますよ。会話していても、ワンテンポ遅いし、質問したのに返事が来ないとかもある。例えば、宮崎の方から話しかけてきて、こっちが答えているのに聞いていない。変なところを見ている(笑)。ここで、この話する? みたいな時もありますね。僕、結構、人間観察をするので、宮崎も隙を見せられないと思います。宮崎はそういうキャラがバレたくないからかもしれないですけど、インタビューとか、うまくしゃべろうとするんですよ。周りからしたら宮崎はちゃんとしている、大卒だなっていう感じの印象はあると思うんですけど、全然です。たまにボロが出る。今後もっと出てくると思います(笑)。この前、宮崎で(細野と)3人でご飯食べていて、雨が降っていたんですよ。アーケードの商店街に入って、周りは誰も傘を差していないのにずっと差している。動画を撮ったろうと後ろに行っても全然、気付かない。ザキって呼んだら、やられた~って。(呼び名は)ザキですね。ザッキーはかわいすぎるので、ザキです。高校の時も(センバツ甲子園で)試合して僕が勝って、大学の時もずっと勝っているので(笑)」
お次はドラ1左腕の番です!
辛口コメントが出るのは仲良い証拠!? そんな頼れる女房役には、細野も一目置いているようで…。
『ユウヤ』…進藤勇也捕手
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「本当、上武大学のキャプテンって感じですね。野球に対してすごい熱い。キャッチャーっていうポジションをすごく大事にしているのが伝わってきますね。ミーティングでデータが出ていて、スライダーの優先順位が低いってなったんですよ。けどユウヤが、なんであんないいボール使わないの? 意味分からなくない? ってなって。スライダーもだいぶ良かったんですよ。そういうデータも大事にしながら、自分の目で見た情報もすごい大事にする。キャッチャーらしいキャッチャー。おちゃらけキャラではないですね」
『ザッキー』…宮崎一樹外野手
「結構、真面目に見えますけど、ふざけますね。いやあ、アホなんですよ。本当に。(今秋の)国頭キャンプ中、僕が朝6時すぎくらいに有酸素(運動)していたら、1人で砂浜に体育座りして海をずっと眺めていました。携帯とかいじらず、ただ座り続けている姿を見て、ザッキーらしいなって。写真ありますよ。面白くて撮っちゃったんですよ。20分くらいずっと座っていましたよ。まだ、いるわって。何していたか聞いたら、普段、海がないからね~、見ていたわ~って(笑)」
さあ、いよいよ真打ち登場です!
ここで意外な一面が次々と暴露された宮崎が登場。細野同席のもと、反撃?を開始した。
『ホソ』…細野晴希投手
宮崎(以下宮)「やっぱりエース的な雰囲気を持っていますね」
細野(以下細)「おお! これは書きましょう」
宮「エースの雰囲気を持っている」
細「おーマジ? やったー!」
宮「野球以外は結構、オタク気質あるかなと。僕もそっちタイプなので、似たものは感じますね。これダメ? 嫌だった?」
細「いやいや、合っている。その通り」
宮「野球じゃないところは同じタイプで。好きなことは似ているんじゃないかな」
海を見つめるのが好きな2人
細「夕方、海で本読んでいるから」
宮「それ自分よりもやばくない?」
細「座るところがあるから。持ってきた本を読んでいる。朝は時間ないから、ずっと座っているのは…」
宮「いや、なんかさ。手前見れば、波がじゅわんっていうし、奥見れば、水平線が見えなくなるし」
細「結構、長かったよね。あれ」
宮「まだ飽きていなかった」
細「夕方、マジでオススメ」
宮「いや、朝でしょ」
細「朝はもう忙しいので、夕方、全部、終わった時間でやるっていう」
『シントウ』…進藤勇也捕手
宮「ヤツは隙がないので、こっちも隙を見せられない。僕も彼の前ではしっかりしたいと思います」
細「上武大学のキャプテンだなって感じがする。その通り」
宮「インタビューとか受けていても緩くならない」
細「怒られますもん。たまに(笑) きょう、大丈夫かな~とか心配していたら、もういいってそれ、って」
実は出不精の宮崎 同期会の開催に影響も…
宮「本当に仲良かったら、もっと早く(同期会も)行っている気がするけどね(笑)」
細「僕たちは行きたいけど、ザッキーが…」
宮「言わなくていいよ」
細「ザッキーが別に行かなくてよくね? みたいな感じなんですよ」
宮「オフレコですよ。今のは」
細「遠征の時は、3人でご飯行くんですよ。空港とかで3人で」
宮「そう。わざわざ鎌ケ谷から出て行かないっていう」
細「ザッキーがもっと鎌ケ谷から出てくれれば」
宮「外に出るのがそもそも…。先輩にはノーと言えないですけど」