【一問一答】奈良間大己 レギュラー奪取へ「厳しいところをつかみ取る。挑戦と思っている」
日本ハムの奈良間大己内野手(24)が3日、エスコンフィールド北海道で契約更改交渉を行い、500万円アップの1700万円でサインした(金額は推定)。プロ2年目の今季は90試合に出場。内野の複数ポジションをこなせるユーティリティー性を発揮し、存在感を示した。笑顔が絶えないチームの元気印は来季、悲願のレギュラー獲得を目指す。一問一答は以下の通り。
【日本ハムの契約更改一覧:12月3日時点】
ーサインは
「はい。アップでした。しっかり評価してもらいました」
ー球団からの評価は
「今年1年間やってきたことを、しっかり評価してもらえて、自分的にはすごくうれしかったです」
ーどんな言葉を
「もっとできたんじゃないかな?と。自分的にもそういうシーズン。自分の思っていることと球団が思っていることは一緒だと思います」
ー今季はルーキーイヤーを上回る90試合に出場
「一言で言えば、悔しいシーズンでした」
ー理由は
「一番は打撃の方ですね」
ー年間を通して打撃の感覚は
「良い時も悪い時もあったけど、悪い時が多かった。最低ラインまで上げられなかったです」
ーオフの重点は
「主にバッティングをやりたいです」
ーどんな練習を
「単打だけでなく二塁打、あるいはホームランをたくさん打ちたい。長打力を上げていきたい」
ー長打力を上げるためには
「基礎的なパワーアップが第1になる。その次が技術。角度だったりが大事」
ーオフの練習場所は
「沖縄でやります」
ー誰かと一緒に
「秘密です」
ー勝利の一丁締めがファンの間でおなじみに。雰囲気づくりは
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「できたと思うけど、来シーズンは最初から出て、最後の九回も守って、一丁締めまでできれば。そういうシーズンにできればいい」
ー内野は競争が激しい
「そういう世界だと思う。厳しいところをどうやってつかみ取るか、楽しみながら。自分の中でも挑戦だと思っている。終わった時に良いシーズンだと思えるようにしたい」
ーファンへ
「来シーズンはリーグ優勝し、日本一になって、マウンドへ集まる時に、自分が最初にマウンドへ集まるぐらいの気持ちでやりたい。来シーズンも元気よく頑張ってきたいと思います」
ー打撃で良い時と悪い時の感覚の違いは
「いろんな自分のチェックポイントがあって、それをクリアできなかった感じです」
ー打撃を改善するのは難しい作業になる
「良くするというか、このオフシーズンで、これというものを見つけて、(キャンプインの)2月1日から1年間、その土台を変えないようにしたい」
ー道具を変えることは
「そのままいきたいと思っています」
ー打撃フォームは
「フォームは微調整ぐらいで。微調整の中で、これというものを持ってキャンプインしたいです。バットの入れ方、軌道。そこを取り組みたい」
ーもともと強打が売り
「バッティングへのこだわりはあります。今シーズンは持ち味を出せず悔しかった」
ー球団から一丁締めの話はされたか
「明るくやってくれたというか、ムードメーカーという存在と言ってもらえました」
ー引き続き同じ役割を
「任されたわけではないです(笑)。何人もいた方がいいんじゃないですか?」
ー共闘してくれそうな選手は
「イソさん(五十幡)が殻を破ってくれたら、僕の中ではうれしいです」
ーファンは増えたか
「去年より名前を覚えてくれた気がします。(応援の)タオルも増えました」
ー開幕スタメンへの意欲は
「今年は一応、開幕スタメンだったけど、そこからダメだった。開幕スタメンを目指すより一年間、戦いたいです」
ー2年間、順調にキャリアを重ねている
「慣れてきてはいるけど、やっぱり結果を求められる世界。結果を出したいです」
ー数字の目標は
「数字は自分の中で、受け止めます」
ー同期の存在は刺激になるか
「矢沢と金村ですか? いや、刺激とかは特にないですね」
ー一丁締めの目標は
「ないですね(笑)。一丁締めはデシベルです。ファンの方の声の大きさです。ファンの方次第です」
ー理想のデシベルは
「分からないです(笑)。きょう声出てたなって日はありますけど、それがどんなものか分からないです。出てなかったら、俺がつまんなかったんだなぁって思ってます。活躍した人がいったら盛り上がるじゃないですか? 今年は僕、活躍もしてないのにいってたので」
ーモニターに何デシベルと表示されたらいい
「いやいや…。球団の人に言っておきます(笑)」