【一問一答】山崎福也 「打者・福也」の今後は…? 秋季キャンプでフリー打撃
日本ハムの山崎福也投手(32)が3日、エスコンフィールド北海道で契約更改交渉に臨んだ。国内フリーエージェント(FA)権を行使した昨オフ、4年総額10億円の契約を結んでおり、2年目は1億9000万円アップの年俸2億5000万円で更改した(金額は推定)。記者会見では秋季キャンプで行ったバッティングへの思いも明かした。一問一答は以下の通り。
【日本ハムの契約更改一覧:12月3日時点】
-サインは
「しました」
-交渉の席ではどんな話をした
「まずは吉村本部長、(GM補佐の)遠藤さんがおられまして、1年、頑張ってくれましたと言ってもらえました」
-移籍1年目は本拠地開幕戦で先発を託され、クライマックス・シリーズでも
「まずは2位という結果に終わったことはうれしく思うこともあるんですけど、最後の最後にそこまでいったら優勝したかったなと。日本シリーズも出たかったという気持ちになりましたし、来年はそこに向けて頑張りたいなと思います」
-1年を通して印象に残ったことは
「去年の入団会見の時に新庄監督が、ホーム開幕いくよと言ってくれて、4月2日の試合は今でも記憶に残っていますね」
-2年連続2桁勝利をマークし、自身初の規定投球回に到達した。手応えはあったか
「最低限の仕事はできたかなと思いますし、まだまだもっと上を目指して、若い選手たちに負けないように僕自身も成長してやっていきたいですね」
-このオフ、取り組みたいことは
「まずは自分自身のレベルアップもあるんですけど、そこに向けて筋力面だったり、体の使い方を見直して、いい投げ方で投げられるようにもっともっとやっていきたいですね。イニングにしても、もっとたくさん投げられる投げ方。もっといい球質での投げた方、強い球を投げられる放り方を自分なりに研究している。そこをしっかりと12月(中)くらいまでには完成できるように頑張ります」
-目指している数字はあるか
「平均球速だったり、2、3キロもっと上げたい」
-来季の目標は
「チームとしては優勝するだけを目指して、日本一だけを目指して。個人としては勝ち星をもっと増やしたいですし、イニングも、もっともっと増やしたいので、具体的な数字はちょっと言いづらいですけど、今の数字より全ての項目の数字を上げたいです」
-色紙には〝15勝〟と書いた
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「いきたいですね。毎年そういう思いはあるんですけど、勝ち星に関してはやっぱ兼ね合いもあるので難しいですけど、ゼロに抑えていれば確率が上がる。結局、自分自身の問題。そういうところはしっかりとやっていきたいです」
-字は右で書く
「右に直されました。たぶん、小さい頃に」
-左は投げる時だけ
「いや、箸は左ですね。食べるのは左です」
-イニング数を投げられる投げ方とは、どこを変えていく
「まず下半身の使い方を変えたいなと思っている。見ていてもそこまで変化はないと思うんですけど、僕なりには力の伝え方を変えたいなと思っています」
-平均球速を2、3キロ上げたいと話していたが、今年はどれくらいだったか
「(1)40(キロ)くらいですね。ちょっと遅かった。最後、失速したので、そういうところも」
-ファンフェスティバルで新庄監督が来季の開幕投手に金村、ホーム開幕投手に伊藤を指名した。どういう心境か
「どこで投げるのかなって感じです(笑)。ただ、本当それだけです」
-どこでもいけるように準備する
「投げることには変わりないので、開幕であっても。ちゃんと1年間、戦える投球術と体力面をしっかり磨きたいです」
-明大の後輩でもあるドラフト3位・浅利が投球術を学びたいと熱望していた
「タイプ的にどうなんですかね? 結構、パワータイプですよね。自分自身の話せることであれば、お話したいですけど、僕自身もまだまだ分からない部分もたくさんある。逆に向こうからヒントをもらうこともありますし、そこは会話しながら、お互いにいい方向を向ければと思います」
-秋季キャンプではバッティング練習も行った。新庄監督から何か言われたか
「監督は、春のキャンプもバッティングするよと言っていました」
-狙いをどう考える
「いや、僕はよく分からないですけど、ピッチングにいい影響を与えるためじゃないですかね。それもあると思うんですけど。気分的にも僕はうれしいので、ありがたいですね」
-チャンスがあれば、シーズン中も打席に立ちたい
「いや、どうだろう。他の野手もいるのであれですけど、打てる機会があれば打ちたいです」
-交流戦はセ・リーグの球場で投げたい
「交流戦はセ・リーグの球場がいいですね」
-オフに野球以外でやりたいことはあるか
「どうでしょう。休んだりとかもしてみたいんですけど、休める勇気はないので、しっかりトレーニングして休憩も少し挟みながら。野球のことしか、野球のことばかり考えて過ごします」
-応援してくれるファンへメッセージを
「まず、移籍してきて1年目で順位が少しでも上がったらいいなと思っていました。その中で2位という結果で終わって良かったなというのがありますけど、来年は優勝ですね。そこだけを。みんなで優勝できるように頑張っていきたいです。来季以降、期待してください」