【一問一答】伊藤大海 2億円突破も「何かに突出してないのが現状」 道産子エースはまだまだ進化する
日本ハムの伊藤大海投手(27)が4日、エスコンフィールド北海道で契約更改に臨み、倍増となる年俸2億2000万円でサインした(金額は推定)。プロ4年目の今季は最多勝と最高勝率の2冠に輝くなど、エースとしてチームを引っ張った。2億円の大台突破となったが、道産子右腕の喜びは控えめ。来季に向け、さらなる飛躍を誓った会見の一問一答は以下の通り。
―契約更改交渉を終えて
「しっかり評価してくださいましたし、球団からのリスペクトをしっかり伝えられた。そんな内容だったので、前向きに来シーズンへ向かっていけるかなと思います」
―サインは
「はい。しました」
―アップした金額は
「ご想像にお任せします(笑)」
―球団から、どんな話があったのか
「今年に関して、途中でギアが上がっていくような、そんなシーズンになったっていうお話をしていただいて。誰が見ても大丈夫と思ってもらえるようなピッチャーになってくれましたというお話はいただいたので、すごくうれしかったです」
―一番うれしかった言葉は
「うれしい言葉がたくさんありましたけど、僕自身がまだそうと認めてないので、この場で言うのは控えたいと思います」
―伊藤から伝えたことはあったか
「何不自由なく野球に集中できる環境を整えていただき、本当にありがとうございます、っていうお話をさせていただきました」
―14勝5敗で最多勝、.737で最高勝率に輝いたシーズンを振り返って
「開幕投手に決めてもらった時はすごくいろいろ考えたことも、もちろんありましたし、そこに向かっていく、シーズンに向かっていくという課程の中で、ものすごくいいオフシーズンにすることができたと思っていた。その気持ちを忘れずに、このオフシーズンもしっかりやっていきたいなっていうところと、本当に1年間、けがなく最後まで投げられたっていうのは、自分としても求めていた部分でもあるので、すごくうれしかったです。チームもいい雰囲気の中、1年間けが人も少なく、盛り上げることができたっていうのは本当にうれしく思います」
―今年は何が良かったのか
「本当にいろいろこう、かみ合い始めたのは7月ぐらいかなと思うんですけど。球速帯もすごく安定していましたし、コンディション的にはすごく良かった。今年に関しては、体のコンディショニングが1年間ずっと良かったっていうのがあったので、不安なくゲームに向かうことができた。そういう部分で結果が付いてきてくれたと思います」
―ファンフェスティバルでは新庄監督から、4月1日の本拠地開幕戦・ソフトバンク戦での先発に指名された