コンサドーレ
札幌GK児玉潤とGK高木駿が柏戦での今季リーグ戦初スタメン目指す
■12月4日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
1日のアウェー広島戦(1●5)後、2日間のオフを設けた北海道コンサドーレ札幌は練習を再開。今季最終戦となる8日のホーム柏戦(プレド)に向けて、6対6のミニゲームなどで調整した。柏戦では、前節で累積4枚目の警告を受けたGK菅野孝憲(40)が出場停止。空席となった1枠の先発の座を巡り、今季リーグ戦初スタメンを目指す男たちが、日々の練習からアピールしていく。
守護神・菅野が累積警告で出場停止
今季のリーグ戦37試合中35試合で先発出場してきた守護神・菅野が不在となる。菅野に代わってスタメン最有力候補に挙げられるのが、今年3月に札幌へ加入し、ここまで27試合でベンチ入りしてきたGK児玉潤(27)だ。
前節でJ2降格が決定したが「もっと改善しなければいけない部分を、本当に自分も感じている。まだ今シーズンは終わっていないので、次の柏戦に向けて、チームとしてやるだけ」。今季の締めくくりとなるホームラストゲームを、消化試合にする気はさらさらない。
9月の町田戦で後半42分から途中出場
9月21日のアウェー町田戦(0△0)では、負傷した菅野に代わり後半42分から途中出場し、町田の猛攻から最後まで札幌ゴールを守り抜いた。J1初出場から約2カ月半。いよいよ背番号17がJ1初先発の機会をつかもうとしている。「いつも通り、変わらずに。2025年シーズンの第0節だと思うので、個人としてもやっていきたいと思っているし、次の90分が来年に必ずつながると思うので、まずは目の前の90分間を戦うことだけを考えたい」と、平常心を貫いて日々の練習に集中し、そのときを迎えたいところだ。
そして最終戦の舞台での復活を期する選手が、今季の開幕直前に左膝前十字靭帯断裂の大ケガを負い、ここまで公式戦のメンバー入りがないGK高木駿(35)だ。