ファイターズ
2024/12/04 22:20 NEW

梅林優貴 オフの秘密兵器は〝大谷マシン〟「年俸もちょっとだけ上がったので、そのご褒美で」

座りながら打撃練習をする梅林(中央)=撮影・近藤裕介

3日に届いたばかりの打撃用マシン

 日本ハムの梅林優貴捕手(26)が秘密兵器を手に入れた。ドジャースの大谷翔平が練習に使用したことで注目を集めた「Power Alley Lite 360 Baseball Pitching Machine」だ。日本未発売のため、米国から取り寄せ、3日に寮に届いた。

室内練習場で早くも使用 「我慢できなくて」

 「大谷さんが使っていた映像は見たことがあって、たまたま機会があって自分も使ってみたらすごく良かったので、6万円ぐらいしたんですけど、買いました。注文してから2週間ぐらいで届いて、(3日の)練習が終わってから開けようと思ったんですけど、我慢できなくて、すぐ組み立てて持ってきました」と早速、鎌ケ谷の室内練習場で打ち込んでいる。

梅林が購入した〝大谷マシン〟

 

キャッチングや捕球などの練習にも活用

 本格的な投球マシンとは違い、「へこまないテニスボールぐらいの硬さ」という専用のボールを使用する。球速は60マイル(約96キロ)だが、スライダーやカーブも可能で、リリースの角度を360度自在に変更できる優れものだ。

 打撃練習だけでなく、捕手のキャッチングやブロッキング、野手なら飛球やゴロの捕球練習などにも活用できる。

近距離に置いて体感150キロ

 「今はアイピッチっていう、もっと本格的な、いろいろな投手の全部の球種を再現できるようなマシンもあるんですけど、実際の投手と対戦する感じなので、やっぱり精神的に何球も打つのがしんどいんですよ。セッティングにもちょっと時間がかかりますし。誰かに投げてもらうにしても、それこそ相手がいることなんで、長く打つことはできないですし、球速を上げてもらったら、内側(内角球)が、デッドボールも怖いなと思ってしまって、その感じで打席に立っちゃったら、あんまりいい練習にならない。でも、これだったらコンセントにつなぐだけで、球速はずっと変わらない。ボールをポコポコ入れるだけで打てるし、柔らかいのでどこに当たっても痛くない。ポンポンポンポン打てますし、再現性が高いので、いい感じだったら同じとこにどんどん投げてもらえる。マシンとの距離を5、6メートルにしたら、体感では150キロ弱ぐらい出るので、目とタイミングとか、間の感じをつかむこともできる。ボールにすごい縦回転がかかるので、浮き上がる感じの球の練習にもなる。そのへんもすごいいいなと思いました」

年俸アップで購入を決断

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい