【一問一答】五十幡亮汰 増額分の使い道 悩みに悩んだ結果「ポケモンカード買います」
日本ハムの五十幡亮汰外野手(26)が5日、エスコンフィールド北海道で契約更改に臨み、900万円アップの年俸2400万円でサインした(金額は推定)。プロ4年目の今季はけがなくシーズンを完走し、自己最多の94試合に出場。代走の切り札としてチームに貢献し、11月には侍ジャパンの一員として国際大会「プレミア12」に出場した。会見の一問一答は以下の通り。
【日本ハムの契約更改一覧:12月5日時点】
―サインは
「させていただきました」
―球団から言われたことは
「今シーズン、けがなくできたこと、それも評価していただきました。メインは代走としてでしたけど、チームの勝敗に関わるプレーだったりとか、そういうところで仕事をしてくれたと言っていただきました」
―その言葉を受けて
「今シーズン、特に自分でも勝敗に関わるプレー、決勝の得点だったりとか。貢献できたところも多かったかなと思うので、そのへんはそうやって言っていただけてうれしかったです」
―自己最多の18盗塁を決めた
「今シーズンはクライマックス(シリーズ)、プレミア(12)を含めて長いシーズンを経験させてもらいましたし、その中でも代走メインではあったんですけど、メンタル、気持ちを鍛えさせていただいたので、そこはすごく自分の成長につながるかなと思います」
―侍ジャパンにも初選出された。大会を振り返って
「国際試合、短期決戦でデータが少なかったり、そういった試合を経験させていただいて、緊張感やプレッシャーを感じましたし、いい経験をさせていただいた感じです」
―日本代表では他の選手にバッティングの話を聞いたり
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「井端監督からもアドバイスをいただきましたし、中大の先輩の亀井さん(外野守備走塁コーチ)だったりとか、あとは小園(広島)とか、辰己さん(楽天)にも少し聞いたりもしました」
―来年につながりそう
「打撃だけじゃないですけど、すごくほんとに勉強になった。いい経験をさせていただいたので、それを生かすか生かせないかは自分次第だと思います。来シーズンは(色紙に)書かせてもらいましたけど、ほんとに勝負の年にしたいです」
―プレミア12では中大時代の同級生でもあるDeNA・牧とプレーし、すごみを感じた
「同じチームでやると、すごみは感じないですね(笑)。さすがの勝負強さだなとかは思うんですけど、ベンチの雰囲気であったりとか、試合が終わってからのバスであったりとか、そういったところを見ると、やっぱりただの面白いやつというか。やっぱり一緒にやっちゃうとダメっすね(笑)」
―近くで見ると、すごみが減る
「近くで見ると、やっぱ牧だなって(笑)」
―奈良間が勝利の一丁締めで「イソさんが殻を破ってくれたら」と話していた
「いや、いらないっすね。もう、みんなやりましょうっていう。みんなやった方がいいっすよ。たぶん、奈良間も飽きられると思うので、そのうち(笑)」
―アップ分の使い道
「そうですね…みんな面白いこと言っているらしいので、何かあるかなと思ったんですけど、出てこなかったんですよね。どうしよう…」
―趣味のポケモンカードとか
「そうですね。ポケモンカードも好きなんですけど、今もたまに買っているんですけど、買う量が落ち着いてきたので。どうしようかな…。でも、はい。ポケモンカード買います(笑)」
―外野のレギュラー争いは熾烈(しれつ)。来季はどんな思いで臨む
「今年、本当、代走メインで良い経験をさせてもらいましたし、自分の役割というか、価値観も。自分の価値もあると思うんですけど、野球やっている以上はレギュラーとして戦いたい思いが強い。レギュラー争いに競り勝って、レギュラーを取りたい。今シーズンは満足できていないので、そういう思いが強いですね」
―レギュラーで出続けたら、どれくらい盗塁できそうか
「レギュラーで出続けられているってことは、出塁率であったりとか、打率もそこそこ残せていることになると思う。レギュラーに定着できてシーズンを戦えたなら、50ぐらいいきたいですけどね」
―オフの自主トレは3年連続で広島・秋山とやる
「はい。秋山さんの下でやらせていただきますね。プレミアの時に秋山さんが解説であったりとか、球場に足を運んでくださることが多かったんですけど、試合の打席を見て『おまえの課題は分かった』っていうふうに言ってもらえた。自分で思っている課題と、ちょっとすり合わせてというか、アドバイスをいただいて、自分のものにしていきたいなって思います」