ファイターズ
2024/12/05 20:10

【一問一答】金村尚真 開幕投手内定で伊藤、加藤貴にイジられる日々「もっと真剣に教えて」

来季の目標を掲げ、ガッツポーズする金村=撮影・桜田史宏

 日本ハムの金村尚真投手(24)が5日、エスコンフィールド北海道で契約更改に臨み、2400万円アップの年俸3600万円でサインした(金額は推定)。11月30日の「F FES」で新庄剛志監督(52)に指名され、来季の開幕投手に内定。直近の大役を経験した伊藤大海投手(27)、加藤貴之投手(32)にイジられながら準備を進めている。一問一答は以下の通り。

【日本ハムの契約更改一覧:12月5日時点】

―サインは
「しました。しっかり上がりました。3倍ぐらいです」

―球団から、どんな言葉をかけられたか
「1年間、最初は中継ぎスタートで、先発でローテーションで回ってくれたのはありがたかったという言葉をいただきました。来年は開幕から勝負だから、しっかり頑張ってくれと言われました」

―どんな気持ちで聞いていたか
「開幕投手と言っていただいたので、自覚を持って取り組まないといけないなと思いました」

―球団に伝えたことは
「特に僕からはなかったです」

―どんな1年だったか
「去年、けがをしてチームの戦力になれなかったので、今年はけがをしたくない、ということでシーズンに入りました。最初、中継ぎスタートだったんですけど、そこから得られるものもたくさんありました。中継ぎの大変さだったり、きつさだったり、知ることができて、そこから先発に回ってローテーションに入れたので、すごくいい1年だったなと思いました」

―7勝の成績は
「2桁はいきたいなと思っていたので、そこは納得できない数字かなと。来年は勝てる投手になろうと思いました」

―CS(クライマックス・シリーズ)を初めて経験した。感じたことは
「今まで何試合もエスコンで投げてきましたけど、そのどの試合よりも雰囲気があって、そこで投げられていい経験になりました。CSファーストステージの初戦で負けて、次に負けたら終わりというところで結果を出すことができたので、いい経験になったなと思います」

―何がすごいと感じたか
「もちろん、声援もすごかったですけど、一球一球に重みがあるなと。声援の大きさも違いますし、今までのシーズン中の試合とは違った雰囲気があるなと思いました」

―来季の開幕投手に指名された
「言われた最初の日は緊張でいっぱいだったんですけど、時間がたつにつれて気持ちの整理もついてきましたし、やってやるぞ、という気持ちでいるので。自覚と責任を持ってこのオフ、取り組まないといけないなと思いました」

―周囲の反響は
「いろんな方からメッセージだったり、いっぱい来ました。選手が一番、イジってくれる。(伊藤)大海さんがすごいプレッシャーをかけてくるので、そこは勘弁してもらいたいです(笑)」

―どんなプレッシャーを
「今年、俺は勝ったからなと。勝ってスタートしたからなと。加藤(貴)さんは『負けろ』と言っていました(笑)。愛情だと思います」

―オフはどんなトレーニングを
「投げる日を言われているので、調整しやすいのかなと思います。全体的にレベルアップしないといけないなと思いますし、球種にしても一つ一つの精度を上げていかないといけないなと思っています」

―同学年の活躍はどう見ているか
「後ろを振り返れば、同学年がたくさんいて、打たれた直後とか、話しかけてくれますし。頼りがいのある同級生だなと思う。僕もそこに負けないように、お互い切磋琢磨しながらやっていけば、すごくいいチームになると思います。僕らの世代が頑張ることで優勝も見えてくると思う」

―年俸の増額分、使い道は
「今年、引っ越したので、いい家電を買おうかなと。一番はテレビですかね。でっかいテレビを買いたいです。70(インチ)は超えたい。休みの日とか、ネットフリックスを見ているので。そういう作品を見たいです」

―来季の目標は
「来シーズンは1軍で先発で回って、2ケタ、規定(投球回)を目標に頑張っていきたい。できれば大海さんは超したいです。15勝です」

―開幕投手が発表されて5日が過ぎた

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