日本ハムの池田隆英投手（３０）が５日、エスコンフィールド北海道で契約更改に臨み、１１００万円アップの年俸５７００万円でサインした（金額は推定）。今季は右肘の炎症で出遅れたものの、７月頭に１軍復帰し２９試合に登板。１５ホールドを挙げるなど、気迫のピッチングでブルペン陣を支えた。会見の一問一答は以下の通り。

【日本ハムの契約更改一覧：１２月５日】

―サインは
「しました」

―アップかダウンか
「秘密です（笑）」

―球団から、どんな言葉をかけられた
「本当に最大の評価をしてもらった感じはありましたけど、インパクトが残っていたみたいで良かったなと思います」

―けがもあったシーズンを振り返って
「毎年、思うんですけど、あらためて勝つの大変だなと思いました。１年間、状態を保つ難しさとか、あらためて宮西さん、すごいなって思いました」

―ベテラン左腕のどこが特にすごい
「ずっと同じ状態でい続ける、その状態を維持するためにいろんな努力をされているのをそばで見ている。いろんなアドバイスをもらって」

―アドバイスをもらって、取り入れているものはあるか
「特に今年は（シーズン序盤）ファームで一緒で。その中でも、ミヤさんのなりの目標に向かって努力している姿を見ていて、自分も負けたくないし、その姿に心動かされました」

―来季に向けて、オフはどう動く

「体重とか減っちゃったので、戻す作業なんですけど、一緒に筋量もアップしながら。１年間けがしない体づくりですね」

―体重を戻す
「戻すのは戻すんですけど、一緒に脂肪を付けると意味がない。筋量を増やしていけたらなと思います」

―何キロ増やす
「２キロ増で」

―筋量を２キロ
「そうですね。まあ、難しいですけどね。１カ月１キロくらい増えると言われているので、うまくいったらそれくらいなので、目標の２キロを上乗せ」

―来季の目標は
「まず、けがしない。１年間、完走すること。やっぱり今年の数字、ホールドの数とか物足りないと自分も思っている。欲深く、もぎ取っていきたいな。ホールド数は獲得していきたいです」

―ＣＳ（クライマックス・シリーズ）では上半身のコンディション不良で離脱もあった。今の状態は
「そうっすね。大丈夫です」

―ボールも投げられている
「そうですね。キャンプの時にしっかり戻せたので」

―昨年は断食に取り組んでいた
「もうしました。もうしたんですけど、っていうところです」

―オフの楽しみはあるか
「地元の友達と久しぶりに会う。それくらいかな～。ちょっとおいしいもの食べたいですね。ウニとか。カキとかね」

―地元ラジオにも出演した。しゃべりの方は
「ちょっとうまく伝えられないなって。ボキャブラリーの少なさが…ちょっと勉強しないとなって。芸人さんのラジオとかは結構、聞くので。やってみて思うのは、（芸人は）伝えるの上手だなって思いましたね。こうやって記者会見とかやってもらうのに、マジで説明が下手くそすぎて。頭抱えます（笑）」

―来年はお立ち台で話術を披露
「苦手やわ～。一回、立ちましたけど。（来年は）監督を胴上げする。絶対、書いてください。監督、胴上げでいきましょう。胴上げして、個人としてホールドいっぱい取る」