【一問一答】河野竜生 2年連続タイトル獲得へ「納得しきれない。最低40は取りたい」
日本ハムの河野竜生投手(26)が6日、エスコンフィールド北海道で契約更改交渉を行い、4000万円アップの9000万円でサインした(金額は推定)。プロ5年目の今季は34ホールドポイントを挙げ、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。来季は自身初の60試合登板と40HPを目標に、2年連続の栄誉を狙う。一問一答は以下の通り。
【日本ハムの契約更改一覧:12月6日時点】
ーサインは
「はい。アップしました」
ー球団からの言葉は
「本当に1年よくやってくれました、という言葉をもらいました」
ー最優秀中継ぎを獲得
「本当に良いシーズンだったなと思いますし、エスコンでCSを迎えられたのが一番良かったと思います。でも最後に優勝できなかった。その悔しさは来年、必ずリベンジしたいなって思っています」
ー好成績の要因は
「リリーフになってからトレーニング方法だったり、体調管理だったり、その辺のベースが去年できた。それを継続して今年もできたことが、積み重ねが、良かったんじゃないかなと思います」
ー新庄監督がSNSで河野をたくさん投げさせられたことが自慢と投稿していた
「僕も直接そのようなメッセージをもらったので、素直にうれしかったです。来季も一緒にできるので、またそういう言葉をもらえるように、このオフ期間もトレーニングして、来年も名前をいっぱい呼ばれるように頑張りたい」
ーオフ期間、重点的に鍛えるところは
「今やっていることを継続して、変わらずやっていきたい。まだまだスピードに関しても、変化球のキレや精度、すべてレベルアップできると思っている。上を目指してコツコツやりたい」
ー来季狙うポジションは
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「リリーフをしている投手は、みんな勝っている場面。七、八、九回を目指してオフ期間にトレーニングする。今年は終わったので、来年はまた同じ(位置からの)スタートになる。もう一回、試合終盤の緊迫した場面を任せてもらえるような投手になりたい」
ーファンフェスでは田中正、斎藤が抑えに指名された
「みんなそういうところを目指している。僕自身も、勝っている場面で投げたいと思っている。シーズンが始まってみれば、みんな調子の良い悪いはある。力を合わせてチームが優勝するのが一番。そのピースになれるように」
ー数字の目標は
「60試合投げたいなと思います。この2年は50試合を達成できたので、そこを通過点にして60試合、投げられるように。そうすると、おのずとチームに貢献できていると思う。そこを目指したい」
ーリリーフになってから確立されたトレーニング法とは
「シーズンを通してウエートトレーニングを重点的にやった。投げて疲れていても、(メニューに)入れるようにしていた。その結果、筋肉量がシーズンを通して落ちなかった。そこが良かったのかなと思います」
ー去年が50試合で今年は52試合に登板。60試合まで伸ばせば体力的に厳しさも増す
「厳しいと思います。今年のはじめは55試合に投げたいと考えていて、それだと達成できなかった。もう一回、55(試合に目標)を置いても同じ数字にしかならないかなと思って、もう1つ上を目指そうと」
ー今年も体力的にきつかった時期があったか
「はい、ポイントポイントではありました。去年と見比べても、時期は変わってなかったので。来年はそこを、どう耐え抜くかっていうところかなと思います」
ー去年はオフにグラブ工場へ行った
「今年は行かないです」
ー細かな変更点もあった。効果はあったか
「僕が伝えたのは折れるところ。自分は投げる時に、グローブを握りつぶすタイプなので。その時の形を伝えさせてもらった。あとはグローブをはめた時のフィット感。グローブと手が一体となるように。どうしても抜けやすくなると指先を使ってしまう。力が入ってしまうところにリングを入れて、抜けないように。僕の指しか入らないぐらいのサイズになってる。作ってもらってから、グローブの手のストレスはなくなりました」
ー初タイトルを獲得した。来年は
「当然、毎年取りたいなって。表彰式に行って改めて思ったので、そこは常に目指して頑張りたい。今年のホールドの数字では、納得しきれない部分がある。今年以上の数字を残したいなって思ってます」
ーホールドポイントの数は
「今年は本当に運良く、この数字でタイトルを取れたけど、やっぱり40。最低40は取りたいなっていうのは思ってますね」