【一問一答】田中正義 倍増でサイン アップ分の使い道は「肩幅が広いので…」
日本ハムの田中正義投手(30)が6日、エスコンフィールド北海道で契約交渉に臨み、倍増の年俸7200万円(金額は推定)で更改した。今季は主にクローザーとして自己最多の53試合に登板し、4勝4敗20セーブ、12ホールド、防御率2.17の成績を残した。会見の一問一答は以下の通り。
【日本ハムの契約更改一覧:12月6日時点】
―アップダウンは
「アップしていただきました」
―どれぐらいか
「ちょうど2倍にしていただきました」
―球団から伝えられたことは
「まずは1年間お疲れさまっていうことを言ってもらい、まだまだもっとできるっていう言葉もかけてもらいました」
―金額を聞いたとき、どういった気持ちになったか
「今年はたくさんチームに迷惑をかけた中で、その中でもこれだけ上げていただいて、本当に感謝の気持ちですし、より一層来年リーグ優勝に向けて全力で頑張っていきたいと思います」
―何か球団に伝えたことは
「もう来年はファンの皆さんはもうリーグ優勝、日本一しか求めてないと思うので、それに向けて全力で頑張りたい、という気持ちは伝えました」
―増額分の使い道は
「もう自己投資に全部使うと思うので。いろいろ自主トレ代とか、そういうので使いたい」
―自己投資とは具体的に
「トレーニング器具もそうですし、遠征の時の飛行機とか席を広くしようかと思っています」
―アップグレードする
「はい。僕は肩幅が広いので、移動を楽にするためにも広い席に変えたいと思います」
―改めて今季はどんな1年だったか
「個人的にはすごく苦しんだというか、チームにも迷惑をかけてしまいましたし、課題もたくさん出たシーズンなので、来年はリーグ優勝、日本一のチームにふさわしいピッチャーになれるように努力して頑張りたいです」
―「F FES」では新庄監督から斎藤とクローザーに指名された
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「名前を出していただいたことで、本当に素直にうれしいというか、ありがたい気持ちでいっぱいなんですけど。やっぱりシーズンは横一線だと思っていますし、競争だと思っているので、安心してマウンドに送ってもらえるようなボールをキャンプ、オープン戦で投げていけるように、このオフは大事な時期になるのかなと思います」
―同学年の斎藤へライバル心はあるか
「友貴哉に限らず、ファイターズの中継ぎ陣は、本当に誰がどのポジションをやってもおかしくないボールを通年で投げている。全員横一線で競争だと思っているので、自分ができることは、とにかくどうやったら野球うまくなるのかに注力して、このオフ一生懸命トレーニングすることが僕にできることなので。そこに集中してやっていきたいと思います」
―今年は2年連続20セーブをマーク。来季はどういう数字を残したいか
「個人的には数字があんまりモチベーションに変わるタイプではないので、とにかくリーグ優勝、日本一になれるように。もう本当にどんな場面でも何試合でも投げたいと思っていますし、それに貢献できるのであれば。さっき言ったんですけど、何試合でもどんな場面でも投げて、リーグ優勝、日本一になれるように頑張りたいです」
―試合数は何試合投げたい
「何試合投げたいとかはないですけど、自然と50、60っていう数字になってくると思います」
―抑えにこだわっているわけではない
「強烈なこだわりは僕にはないですね」
―クライマックスシリーズでは回またぎでピシャリと抑えた
「本当にリーグ優勝、日本一っていうのが全員が求めていることだと思いますし、そこを決めるのは監督なので、戦力と思ってもらえるようなボールを試合で投げ続けて、抑えていくのが一番大事だと思う。もちろん九回を任せてもらえるのはすごくありがたいことですし、意気に感じますけど、そこに強烈なこだわりはないです」
―昨季から守護神を任され、慣れてきた
「もちろん2023年に抑えをやり始めた時よりは冷静になれていますし、その当時は本当に目の前のことに必死だったんですけど、今はもう少し冷静に投げられていると思います」
―最後にファンへメッセージを
「今年も1年間本当に応援ありがとうございました。特にCSでの声援はすごく自分の力になりましたし、自分の持っている以上のものが出たと感じています。来年はエスコンで日本シリーズができるように全力で頑張っていきます。来年もよろしくお願いします」