【一問一答】玉井大翔 プロ8年目で初の1軍登板なし 「勇気をもらえた」ベテラン左腕の存在
日本ハム・玉井大翔投手(32)が6日、エスコンフィールド北海道で契約更改交渉に臨み、今季年俸7100万円から3800万円減の3300万円でサインした。今季は腰痛に悩まされ、プロ8年目で初めて1軍登板なしに終わった。勝負の来シーズンに向けて、大胆なフォーム改造で再起を図る。一問一答は以下の通り。
―アップかダウンか
「ダウンです。まあまあダウンしました」
―交渉の席で球団から伝えられたことは
「今年はケガもあったと思うので、来年は期待していますと言っていただきました」
―球団に伝えたことは
「今年の分も来年、頑張りますと伝えました」
―今シーズンを振り返って
「キャンプから一回も1軍に上がることなく、1試合も投げることができなかったので、本当に悔しいシーズンでしたし、チームにも申し訳ない気持ちでいっぱいです」
―シーズン中、首脳陣からかけられた言葉はあったか
「2軍の稲葉監督からはシーズン中も2軍であまり成績も出ていなかったので、その中で焦らなくていいから、2軍でナンボ打たれてもいいから、1軍で抑えればいいだけだから、という風に声をかけてくれたのは、自分の中でも気持ちが楽になったなというところです」
―腰の状態は
「今は万全ですし、この時期でもブルペンに入れているので問題ないです」
―このオフ、取り組んでいることは
「来年は少しフォームの面で言うと肘の位置、腕の位置を下げて、ちょっと右バッターに対して角度のあるボールというか、そういうイメージで投げていきたいと思います。体の面ももっと柔軟性だったり筋力だったり、全体的に上げていかなきゃいけないと思っています」
―自主トレでは連日にようにブルペン入り。現時点で手応えは
「ブルペンで投げている感じはすごく自分の中ではいいので、今年のシーズンがあまり良くなかったというのもありますけど、シーズン中よりは自分の中で手応えがある。このままもっともっと細かいところを突き詰めてやっていければ、と思っています」
―腕を下げた理由は
「一番は(前投手コーチの)建山さんが、もっといい腕の位置があるかもしれないよ、と言ってくれた。その中で、もっと腕を下げてみたらと言ってくれた。自分もシーズン中ちょっと考えていた部分ではあったし、今年なかなかうまくいかなかった。このままやっていても、という気持ちもあったので、大きく変えてみようかなと。そんなに大きくは変わってないかもしれないですけど、変えてみようかな、とは思いました」
―最終的な腕の位置は決まった
「今ブルペンで投げている形で。僕の中では結構下げているつもりなんですけど、意外と映像を見たらスリークォーターぐらいなのかなって感じはしています。これでいきたいとは思っています」
―ブルペン陣の奮闘をどう見ていた
「若い選手たちが投げて、いい場面で投げて抑えているのを見て、すごいうれしい気持ちもありますし。何やってるんだろうという歯がゆい気持ちもすごくあったので、そこに割って入っていけるように来年は頑張っていかなきゃいけないと思います」
―仲が良いベテラン宮西の活躍も刺激になった