今夏の甲子園で活躍した白樺・半澤理玖が東都2部の駒大に合格 4年後のプロ入り目指す
10月のドラフトでは夢かなわず
今夏の甲子園に出場した北北海道代表の白樺のエース右腕・半澤理玖(3年)が6日、東都大学野球2部に所属する駒沢大に推薦で合格した。夏の甲子園では1回戦の創成館戦に先発。0-1で敗れたが、7回⅓を投げて5安打6三振1失点(自責0)と好投した。プロ志望届けは提出していたがドラフト会議では指名漏れ。4年後、ドラフト1位でのプロ入りへ、東都の名門で爪を研ぐ。
気持ち切り替え、まずは体づくりから
合格を確認して安堵の表情を浮かべた半澤。「4年後にプロへ行けるように体づくりを今一番やってるところなので、そこからかな。他のピッチャーと比べたら全て劣っていたと思いますし、体もスピードも技術も全て足りなかった。東都に行きたい気持ちは、ずっと1年生のときからあった」。今はすっきりと気持ちを切り替えている。
ドラ1で指名される選手へ 「挑戦したい」名門復権と自身の成長を誓う
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駒沢大は今春1部で最下位。入れ替え戦で2部優勝の東農大に敗れ、秋は2部に降格した。「一番、1部に上がりやすいチームであると思いますし、周りの選手もすごい選手がいっぱいいる中で、挑戦したい。練習にまずついていって、プロでもやれるような技術つけていきたい。1、2年目は体づくりだと思う。上でもやっていけるような体をつくって、そこから技術をつけていって、150キロ以上は投げて、ドラフト1位でいけるような選手になりたい」。名門復権と自身の成長を誓った。
以前から交流のあった片山からエール
この日、姉を通じて和寒中時代から交流のあったオリックス6位指名の片山楽生投手(22)が母校で指名報告会を行った。今夏の甲子園での活躍に片山からは、「もちろん見てました。初回から最後まで。いいピッチングをされてて。中学校から接点がありましたので、本当になんか頼もしいなっていうところですね。4年はあっという間ですので、時間を無駄にせずに、自分の思う夢に向かって、何も気にせずに、どんどん恐れることなく突き進んでほしい」とエールを送られると、「嬉しいです。その通りに頑張りたい」と引き締めた。4年後、今度はプロ野球選手として再会を果たす。