ファイターズ
伊藤大海に〝初弟子〟 同期で育成の松本遼大と合同自主トレ「少しでも力になりたい」送迎、食事もサポート

札幌市内で野球教室「楽しかった」
日本ハムの伊藤大海投手(27)が7日、札幌市内で行われたアクセサリーの契約を結ぶ「taitai」が主催する野球教室に参加した。2部制で行われ、4時間近く子供たちと触れ合い「楽しかったです。こっちの方が楽しくなっちゃって」と笑顔をのぞかせた。
マウンドに立ち、小学生との〝ガチ対決〟も。当初は1スイングのみだったが、伊藤の提案でカウント1―1からの真剣勝負に変更。「僕も物足りなくなるし、選手も物足りないかなと思って。今日のために仕上げてきたので。中途半端なの見せてもしょうがない」。軟式ボールで気合のピッチングを披露し、「やっぱ打たれたくないのは小学生でも一緒」とニヤリと笑った。

未経験の子供たち対象に体験会も
今年1月に行った野球教室に続き、野球未経験の子供たちを対象とした体験会も実施。「(野球チームに)応募します!とか、今日から入団します!という子もいたので、すごくうれしかった。普段支えてくれてるメーカーさんと一緒にこういうことができるのは、野球の発展のためにすごくいい取り組みだと思う。どこまでも続けていきたい」と意欲を見せた。

少年野球チームの子どもたちには、投げる前に行っているウオーミングアップ方法を丁寧にレクチャー。教え上手な右腕は、このオフの自主トレで〝初弟子〟を取る。年明け1月、ドラフト同期で育成の松本遼とエスコンフィールド北海道で練習する。「野球教室。ちょっと大きめの」とジョークを交えつつ、「アイツも勝負の年なので、頑張ってほしいなって。同期入団でいいものは持っていると思うんで、少しでも力になりたい」。