シーズンシートオーナーズパーティー昼の部で、ちまたで話題となっている〝伏見会〟のメンバーが集結した。伏見が遠征先で食事に誘う際「大体暇している」という池田、田中正の同級生コンビと登場し、息の合ったトークを展開した。

　開会のあいさつでは、はじめに池田が「暇なので出ました」と笑いを誘い、「入りバッチリですね」とニンマリ。田中正は「すごい雪が降っている中、集まっていただきありがとうございます」と真面目なトーンだったが、伏見が「暇人、２人連れてきちゃいました。これが〝伏見会〟のレギュラーメンバーです」と紹介。後輩２人をイジり、会場をどっと沸かせた。

　シーズン中、不定期に開催されるという食事会。今年右肘の炎症で出遅れた池田には、忘れられない〝伏見会〟がある。当時は２軍でリハビリ中。「ＺＯＺＯの試合後に行ったのは覚えていますね。その時はけがをしていて、きつくて。『どうせ暇やろ』ってＬＩＮＥが来て。ピンもいました」。準レギュラーの石井もおり、先輩捕手の何げない優しさに救われたそうだ。

　トークショーでは、田中正が伏見について「１年目のキャンプから声をかけてもらって、本当になじみやすかったです。本当に頼りにしています。お兄さん的な存在です」とも語っていた。レギュラーメンバーたちが、誘いを断らない理由が分かった気がした。