札幌の新社長に石屋製菓の石水創氏が就任 最終戦セレモニーで発表
■J1第38節 札幌1-0柏(12月8日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)
ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(67)のラストゲームを勝利で飾った。試合後には最終戦セレモニーが行われ、三上大勝代表取締役GM(53)とパートナー企業を代表して石屋製菓株式会社の石水創代表取締役社長(42)、そしてペトロヴィッチ監督がそれぞれあいさつをした。
J2降格を三上代表取締役GMが謝罪
J2降格という事実を受け、スタジアム中からブーイングが鳴り響く中、三上代表取締役GMはマイクの前に立った。「サポーターの皆さん、ここまでいかなる時もどんな状況でも熱い声援をいただき、後押しをしていただき、本当に感謝しております。そんな熱い思いを、支援を受けながら、J2というステージで戦うことになってしまったことは、僕自身の至りなさ、実力不足、そういったことだと思っております。結果的に皆さんの笑顔を奪うような形になり、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。
石水社長「コンサドーレにフルコミットして…」
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そして、続いたのは石水社長。経営と強化の二役を担っていた三上代表取締役GMの負担を軽くするため、筆頭のパートナー企業として「来季は私が代表権を持って、コンサドーレを支えていきたい。コンサドーレにフルコミットして、来季は経営、強化、両方を支えていきたいと思います」と高らかに宣言した。来季1年でJ1の舞台に戻るために、石水〝新社長〟がチームの基盤を支える。
ミシャ「愛してます! ガンバッテ」
その後、指揮官の就任から7年間の歩みを追った動画が大型ビジョンで流され、ペトロヴィッチ監督は「コンニチワ。このような素晴らしいビデオを見て、何を言っていいか分かりません。本当に心を打たれた」とあいさつを始めた。選手やサポーターへの感謝などを述べ、最後は来季J2で戦う選手たちへの後押しを願い、「皆さん、愛してます! ガンバッテ」と締めくくった。セレモニーが終わると、ペトロヴィッチ監督は選手一人一人とハグを交わし、場内を一周。手を振りながら、サポーターに向けて感謝の気持ちを示した。