ファイターズ
郡司裕也&山本拓実がトークショーであうんの呼吸 来季目標は「胴上げバッテリー、または…」
「郡司史上、最多人数です」
日本ハムの郡司裕也捕手(26)と山本拓実投手(24)が8日、札幌市内でトークショーを開催した。約600人のファンが集まり、「郡司史上、最多人数です」と目をパチクリ。たっぷり秘話を交えながら、移籍2年目のシーズンを振り返った。
野球人生の転機となったトレードから約1年半が経過。ファイターズで初めてフルシーズンを走り抜けた男たちの表情は、充実感に満ちていた。
キャリア最多127試合出場
三塁を主戦場とした郡司は今季、キャリア最多の127試合に出場。打率.256、12本塁打、49打点の成績を残し、夏場には自身初のオールスター出場を果たした。
出遅れ取り戻す6勝0敗
一方の山本拓は、春先こそコンディション不良で出遅れたが、再昇格後は能力を十分に見せつけた。防御率1点台と好投を繰り返し、負け知らずの6勝をマーク。驚異的な勝ち運を誇る小さな右腕を、新庄監督はCSのキーマンと認めるほどチーム内の評価を高めた。
中日時代から、数多くバッテリーを組んできた。置かれた立場は変わっても、長く培った〝あうんの呼吸〟は変わらない。この日も2人は息ぴったりなトークで、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。