コンサドーレ
深井 俺がJナンバー1〝サウナー〟
深井は「365日、確実に入っている。僕にとっては歯磨きと同じ」という程の“サウナー”だ。近年のブームを先取りし、汗を流すことを日課としてきた。
サウナ、水風呂、休憩を繰り返し、心身を“ととのえる”。札幌はクラブハウスにもサウナ室を備えているが「昼に入るのは僕にとってウオーミングアップ」。多い日は昼夜2度、サウナ室にこもる。遠征時には同じく愛好家のMF小野らと各地の温浴施設へ。オフは友人と道内名所を巡る。
趣味であると同時に、「調子が悪い時は短い時間でキツくなる」と体調管理のバロメーターでもある。1年を通して古傷との付き合いが続く深井にとっては、メンタルの安定にも重要な役割を果たしており、「皆が何かしらのストレスを抱えていると思うけど、嫌なことを忘れられる。皆サウナに入ってほしい」と熱っぽく話した。
今季も左膝痛による離脱がありながら、ピッチに立てば絶大な存在感を発揮した。「若い選手を手助けしながら、出た試合では力を発揮する」。不屈の男は来季もチームに勝利をもたらすため、ピッチ内外で汗をかく。