「感謝の集い」で三上代表取締役GMが来季の出直し誓う ドームMVP賞はDF岡村大八
J2降格の結果を謝罪
北海道コンサドーレ札幌は9日、クラブを支援しているパートナー企業を対象とした「感謝の集い」を札幌市内で開催した。
クラブを代表してあいさつした三上大勝代表取締役GM(53)は「今シーズンもいろいろな方々にクラブをサポートしていただきながら、残念ながら来年、J2で戦わなければいけないという結果になってしまったことを本当に申し訳なく思っております」と反省の言葉を口にし、来季のJ2での戦いに向けて出直しを誓った。
自分たちを見つめ直す
「来季はクラブとしても、もう一度、いろいろなことを考え直さなければ、引き続きのご支援をいただけないと思っています。選手、スタッフ、社員、そしてフロント系スタッフも含めて、もう一度、見つめ直しながらしっかりとやらせていただくということを条件に、来季以降もクラブへのご支援をいただければ」と呼びかけた。
石屋製菓の石水社長は会場に現れず
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あいさつの中では、前日8日の最終戦セレモニーで石屋製菓株式会社の石水創代表取締役社長(42)から語られた今後のクラブの体制についての言及はなく、同社長も出張ために会場には現れなかった。
失点が多くてもDFがトップで受賞
毎年恒例の「大和ハウスプレミストドームMVP賞2024」の表彰も行われ、今年はDF岡村大八(27)が受賞。ファン投票全549票中、トップの145票を集めた。賞金の100万円をゲットした岡村は、「正直、ディフェンダーとして、失点が多い中で僕がこの賞を頂いてもいいのかなとは思ったけど、みなさまの投票で選んでいただいたことを率直に喜びたい。まだまだ満足することなく、上を目指していきたい」とコメント。気になる賞金の使い道については「家族で旅行に行こうとしていたので、それに充てたい」と話した。
荒野主将が来季の共闘呼びかける
最後は選手を代表してMF荒野拓馬主将(31)があいさつ。「今のままではダメだと僕も思っています。クラブも選手も今回の降格を真摯に受け止めて、来季J2という厳しいカテゴリーからはい上がるために、みんなでまた一丸となって頑張りたい。みなさんの応援が僕たちの力になっているので、来季もぜひ自分たちと一緒に戦ってください。1年で、このJ1という舞台に戻ってきましょう」と共闘を呼びかけ、決意を新たにした。