ファイターズ
2024/12/10 19:50 NEW

《ハム番24時》12月10日

 現役ドラフトから一夜明け、鎌ケ谷には鈴木、田中瑛の移籍を悲しむ声があふれた。生田目は「(鈴木)健矢は社会人のジャパンの時に一緒で、台湾に行った時は部屋が一緒だったんですよ」と明かし、「僕が人見知りだったので、同じ部屋が(優しく話しやすい)健矢で良かった。瑛斗とはファームで一緒に頑張ってきたし、寂しいです」と肩を落とした。

 2人と仲が良かった福田は「だいぶ寂しいです。送別会やろうかって話はしましたけど…。(鈴木が移籍する)広島は遠いっすねー。健矢は僕が2年目で、あいつが1年目の時に札幌ドームのブルペンで、同じような役割で肩をつくっていたことが印象深いです。『どっち行く、どっち行く?』とか話しながら。飯にも行きましたしね。瑛斗はコミュ力が高いので、(巨人に行っても)あいつはなんとかなりますね。健矢は人見知りなんで心配です(笑)」と冗談交じりに別れを惜しんだ。

 少し意外だったのは昨年、吉田輝星のトレード移籍が決まった際に号泣していた野村が、「そこまで寂しさはないです」と話したこと。理由を聞くと、「何年も経験して、プロの世界にいれば、意外にしょっちゅう会えることに気が付きました。プロからいなくなる人の方が寂しいです」

 確かに、取材をしていても日本ハムから移籍した選手と再会することはよくある。この日、多くの選手が口にしていたのは「(移籍した2人と)次に会う時は、1軍のグラウンドで会いたい」ということ。晴れ舞台での再会を、記者も心から願っている。

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