【一問一答】清宮幸太郎 巨人に移籍する田中瑛斗への思いを語る 「清宮フレンズはアイツの心の中に刺さった」
日本ハムの清宮幸太郎内野手(25)が10日、札幌市内で行われたトークショーに参加。ファンからの質問コーナーで「仲の良い選手」を問われ、現役ドラフトで巨人への移籍が決まった田中瑛斗投手(25)の名前を挙げた。ドラフト同期入団で同い年の右腕とは、誕生日前夜に〝函館デート〟をするなど親交が深かった。イベント後に行われた囲み取材一問一答は以下の通り。
【今年5月の清宮&田中瑛の函館デート】
―トークショーを終えて
「いやあ、本当に一生分の黄色い声援を浴びましたね(笑)」
―お手製のボードを掲げるファンもいた
「なんか本当に愛を感じてうれしかったです。僕がただただ満たされる会という感じでした」
―子どもから「清宮フレンズで結婚するなら誰がいいか」という鋭い質問も飛んだ
「いやあ、やっぱキヨコですね」
―最初は「かわいくて、優しい」タクコと言っていた
「いや、キヨコです。はい(笑)」
―仲の良い選手には、田中瑛の名を挙げた
「話していて、自分で泣きそうでした。7年もやってきたので、ちょっと寂しい気持ちはあるんですけど、プロ野球はそういう世界なので。また対戦することもあると思うので、その時はお互い真剣勝負でやれればなと思います。(チームは)違うところになっちゃうんですけど、切磋琢磨することには変わりがないので。お互い刺激し合いながらできればと思います」
―本人とは連絡を取ったか
「清宮フレンズのグループLINEがあるんですけど、そこに。あと同期のLINEと、彼はいろんな所に連絡していると思うんですけど、個人というよりはグループで(連絡を取った)」
―どんなエールを送ったのか
「言葉は短めですけど、(同学年のソフトバンク)ハセタケ(長谷川)とかも同じグループにいる。彼も現役ドラフトでホークスに行って活躍しましたし、ハセタケもチャンスだから頑張ろうぜ、と言っていたので、僕もそれにかぶせる感じで、マジ頑張ろうぜ、みたいな感じですかね」
―田中瑛との思い出は数え切れないほどある
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「いやあ、そうっすね。彼、インスタ(グラムに写真を)上げていましたけど、清宮フレンズはアイツの心の中に刺さったんだって」
―写真とともに「#清宮フレンズは不滅」と
「うん。うれしかったです」
―清宮フレンズは毎年、メンバーが減っている
「そうっすね。そろそろオーディションしようかな(笑)」
―交流戦、日本シリーズでの対戦が楽しみ
「いやあ、そうですね。アイツはシートバッティングで抑えたことをずっと僕に言ってくる。俺から打ってねーから、ってずっと言ってくるので、とっとと打って早く黙らせたいです(笑)」
―シート打撃で対戦したのはいつか
「たぶん相当、前です。1年目か2年目。1年目かな~。その時のことをずっと今でも言ってくる」
―来季、対戦する機会があれば
「いや、もうホームラン! 楽しみですけどね。対戦できるのは」
―巨人への移籍はいつ知った
「LINEが来て、ジャイアンツに行くと。なんて声かければいいか分からなくて、マジか~って感じでしたけど、みんなそれぞれ瑛斗に声かけていましたし、やっぱ僕ら同級生の絆は結構、強いので。何か、事あるごとに集まれたらなと思います」
―プライベートでも一緒にうどんを食べにいったり
「していましたね。うどんも食べに行ったり、買い物とかしょっちゅう。2人で」
―わりと最近も一緒に買い物へ
「行きました。行きました。アディダスに駆り出されました(笑)。アイツの自主トレウエアを調達するっていう」
―セ・リーグ王者の球団に指名されて行く
「誰もが認めるナンバーワン球団で、歴史と伝統のある素晴らしい球団だと思うので、そこのチームに入れるのは素晴らしいことだと思います」
―最後に来季に向けて
「トークショーでも言いましたけど、大航海をきちんと終わらせたい。(目標は)優勝しか、そこはないと思うので、チームとしてはそこを目指す。僕は個人としては全試合に出るのが一番かなと思っていて、その先にホームラン30本とか打てれば最高かなと思います」