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2024/12/11 20:00 NEW

矢沢宏太が「アイピッチ」で佐々木朗希と〝対戦〟 現ドラ加入の吉田とは仲良し「僕の部屋に…」

打撃練習をする矢沢=撮影・近藤裕介

鎌ケ谷で真剣勝負 朗希モードに設定

 海を渡る怪物と、鎌ケ谷で真剣勝負だ。日本ハムの矢沢宏太投手兼外野手(24)が11日、千葉・鎌ケ谷の室内練習場でロッテの佐々木朗希投手(23)と〝対戦〟した。もちろん、来季からのメジャー行きが確実視されている右腕本人ではない。ピッチングマシン「アイピッチ」を朗希モードに設定し、真剣な表情でスイングを繰り返した。

 「佐々木朗希のストレートにセットして打ったんですけど、めっちゃ速かったです」

忠実に投球を再現 シーズン中から活用

 「アイピッチ」とは、トラックマン(弾道測定器)などのデータを入力することで、実在する投手の投球を忠実に再現できる高性能マシン。ソフトバンクなど他球団も活用しており、鎌ケ谷にも今季中から導入された。矢沢は「対戦するピッチャーが登録されているので、試合前に打って、試合に行ったりしていましたね。今年のシーズン中からやってた感じです」と振り返る。

 シーズン中は、投手を対戦直前に〝予習〟できるメリットが大きいが、オフにはオフの使い方がある。「ボールが柔らかいので、この時期、寒い中で速い球を打っても手が痛くなくていい」と笑いつつ、「遅い球で(フォームの)形、動きをイメージして、理想の動きをつくって、それが速い球でもできるかな?っていうところを(アイピッチを使って)確認する。そこを繰り返し繰り返しって感じですかね」と矢沢流の練習方法を明かした。

アイピッチの準備をする矢沢

 

すでに来季開幕戦で対戦する今井対策

 今後は来季の開幕戦で対戦する西武の今井モードなども試す予定。「いろんな球種に対して準備したい。(今井とは)今季の終盤にも対戦できたので、その記憶もまだ残っていますし、まずそこ(開幕戦)で打席に立てるようにやりたいなと思います」と照準を定めた。

青葉台駅で顔を合わせたことも

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