宮西尚生&山崎福也トークショー 尚ちゃん呼びする後輩とは? 2人の引退後の望みも明らかにー
ベテラン左腕コンビが室蘭でファンと交流
日本ハムの宮西尚生投手(39)と山崎福也投手(32)が13日、結婚式場「アールベルアンジェ室蘭」でディナー&トークショーに出演した。シーズン中にあった新庄剛志監督(52)とのやりとりや、チームメートとの意外なエピソードを披露。来場したファンを沸かせた。
先発とリリーフで重要な役割を担った左腕2人が、普段とは異なる落ち着いた色合いの私服姿で共演。今季を振り返りながら、さまざまなテーマに沿って、笑いを交えながらトークを展開した。
新庄監督って? 山崎「もっと好きになりました」
就任3年目だった新庄監督の話題になると、山崎は「小さい頃からずっと見ていた方。(日本ハムに)入ってみて、もっと好きになりました。選手といい距離感を保ちながら、いいタイミングで声かけしてくれます。思い切ったことをできる方なので、やっていて楽しいです」と表情を緩めた。
鉄腕も首肯 「今の時代に合ったやり方」
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この意見に先輩の宮西も同調した。「みんなが考えないようなことを実現しようとする。初めは戸惑いとか、迷い、悩みを選手は持っていたと思うんですけど、みんなが2年目で理解して、3年目で自然と実行できるようになったから、結果が付いてきた」と回想した。
さらに「本当に声かけのタイミングがすごい。1軍に上がって、ずっと抑えていてポンと打たれて。ヤバイ…となるんですけど、そのタイミングでDM(ダイレクトメール)が来て『そんなん気にせんでいい、こんな日もある。次、また10試合、抑えてくれよ』と。メッセージを返すと、またすぐに返ってくる。今の時代に合ったやり方、最先端をいっている」と驚きを交えて打ち明けた。
来季の開幕投手がまさかの…
チームの雰囲気や選手間のコミュニケーションについて質問が出ると、入団から17年、日本ハムに在籍している宮西は「他のチームから来る選手は上下関係がしっかりしている。ずっとファイターズにいる後輩は全然そんな感じがない。金村いるでしょ、あいつ、僕のこと『尚ちゃん』と呼んできますからね」と暴露した。
オリックス出身の山崎はフランクな環境になじみつつあるようで「オリックスも日本ハム出身の中嶋監督だったので、雰囲気は似たような感じでした」と説明した。
引退後はヤジ将軍!?
引退後にやりたいこと―というテーマではそれぞれの志向が表れた。宮西は「リリーフの後輩たちに言っていることがあって。ブルペンの上のシートから、お酒を飲みながらヤジる。それは宣言しています」とニヤリ笑った。山崎は「球場で野球を見てみたいですよね。どんな感じなのか。現役の間にスタンドで見ていたら、ちょっとヤバイですから(笑)」と、ささやかな願望を口にした。
イベントを通じて充実のひととき
その後も2人は抽選会や記念撮影などを通じてファンと交流し、和やかな時間を過ごしていた。