2025年ファイターズガールに7人の新メンバー誕生 ミス・ユニバース日本代表も
合格した(前列左から)高橋さん、中桐さん、山本さん(後列左から)宮崎さん、上野さん、松井さん、尾崎さん=撮影・桜田史宏
エスコンで新メンバーオーディション
日本ハムは15日、エスコンフィールド北海道で球団公式チアリーダー「ファイターズガール」の2025年新メンバーオーディションを開催した。
きつねダンスで一躍、全国区となったチームに、個性豊かな7人の新メンバーが加わる。
狭き門のFガール 1次審査には258人
1次審査の書類選考には258人が受験。この日は1次を通過した約60人がダンス、自由演技、面接などでアピールした。
合格を勝ち取った7人のうち、最年少は22歳で最年長は24歳。それぞれが希望を胸に、ファイターズガールとして第一歩を踏み出す。

誕生日に合格を勝ち取った尾崎さん 「ファンを増やせる存在に」
札幌出身の尾崎真理子さんは、この日が22歳の誕生日。「家族も喜んでくれるかなと思います。野球が好きで、来年でファンクラブ10年目。ファイターズファンを増やせる存在になりたいです」と目を輝かせた。
大学では第2外国語で韓国語を学んでおり、語学研修にも行っていた。「英語も頑張ります。台湾の方も意識されている球団なので、中国語も頑張ります」と意気込んだ。
3次審査の自由演技でダンスを披露した尾崎真理子さん
現役の看護師もメンバー入り
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苫小牧出身の上野菜奈子さん(24)は、総合病院に勤務する現役の看護師。「合格が決まったので、退職する予定でいます。ダンスが得意というところと、明るさ、笑顔は誰にも負けない自信があります。北海道が盛り上がるファイターズガールになれたらいいなと思います」と声を弾ませた。
3次審査の自由演技でダンスを披露した上野菜奈子さん
退路を断ってのチャレンジが奏功
松井みなみさん(22)は、生まれも育ちも音更町。事務職で働いていた会社を「先週、辞めてきました。先に辞めちゃいました」。人生を懸けたオーディションでは、特技のバトントワリングを披露。見事、合格を勝ち取り「良かったです。ちょっと信じられないんですけど、とってもうれしいです」と安堵の表情だった。
3次審査の自由演技でバトンを使ったダンスを披露した松井みなみさん
マルチな活躍 経験豊富な逸材
静岡出身の宮崎莉緒さん(22)は、「2023ミス・ユニバース日本代表」として世界大会に出場した美貌の持ち主。172センチの長身を生かし、大学に通いながら、モデル活動をしている。
小1からチアリーディングに打ち込んでおり、西武の公式パフォーマンスチームにも所属。「憧れのファイターズガールの一員になれるということで楽しみな気持ちでいっぱいです。球場内のエンタメ性だったりとか、地域貢献の活動、イベント出演も多いところが魅力に感じました」とハキハキと語った。
3次審査の自由演技でダンスを披露した宮崎莉緒さん
兄はSTVアナウンサー
2つ上の兄・愛瑠さんは、札幌テレビ(STV)のアナウンサー。「兄を追って、ファイターズの試合を見に来ていました」といい、兄妹の共演もあるかもしれない。