伏見寅威&中島卓也&鍵谷陽平さん 笑いあり、クレームありの同級生トーク
FAVファンミーティング夜の部
日本ハムの伏見寅威捕手(34)、中島卓也内野手(33)と今季限りで引退した鍵谷陽平さん(34)が15日、エスコンフィールド北海道で、FAVファンミーティング夜の部に登場した。
仲良しの同級生トリオが、珍回答も飛び出したクイズや、イジり合いとなったトークでファンを沸かせた。
難問続出!?のファイターズクイズ
最初のプログラムは、同学年対抗ファイターズクイズ。球団創設50年の歴史に関連する問題が出題された。
第1問は歴代のホームユニホームを年代が古い順に並べる問題だったが、全員不正解。写真を見て答える「後楽園時代に活躍したマスコットの名前は?」という問題も難しかった。「5文字の○○○たんで目がポイント」とヒントも出されたが、中島が「くるりたん」、伏見が「くろめたん」、鍵谷「つぶらたん」と回答。正解はギョロタンで、揃って頭を抱えた。
完璧な役割分担 息の合った3人
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トークのコーナーに移ると、それぞれの役割が明かされた。伏見から「司会進行ですよね」と振られた鍵谷さんは「そう。僕はいい人ぶるのが好きなので。卓はムードメーカー。寅威は裏回しとツッコミ」と的確に言い表した。
胸に刻まれた「9・25」
3人にとって特別だったのは、9月25日に行われた鍵谷さんの引退試合。大きな決断を下した道産子右腕は「地元の北海道からスタートして、小さい頃からテレビで見ていたジャイアンツでもプレーして。最後にまたファイターズに戻ってこられて、エスコンで引退試合までしていただいて。本当に幸せな野球人生でしたし、最後の皆さんの拍手、温かい声援は忘れられないです」と、あらためて感謝した。
伏見の涙でもらい泣き!?
ただ、セレモニーを彩ったラストピッチでは、ふに落ちないシーンがあったそう。主役だった鍵谷さんは「僕、絶対にセレモニーで泣かないと決めていたんですよ。(捕手役の)寅威がベンチから歩いてくる時に涙目になっていた」と指摘した。
伏見はすかさず「なっていない」と返したが、中島も「僕、テレビで見ていたんですけど、泣いていました。え? 鍵谷より先に泣いているやんと思って」と証言した。
忘れられない思い出の数々 切っても切れない縁
これを受けた伏見は照れくさそうに「高校の時から知っていたので。プロ入りも同じ年ですし、初ヒットが鍵谷なんですよ。札幌ドームで。右中間への2ベース」と弁明。懐かしい思い出に触れながら、3人は最後まで息の合ったトークを展開していた。