郡司裕也 新たな野望を語る「次はプチフォッカ狙い(笑)」
オフはバットとマイクの二刀流
日本ハムの郡司裕也捕手(26)が18日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で自主トレを行った。多忙なオフを過ごしており、「ありがたいことに、イベントに引っ張りだこで。忙しい12月を過ごさせていただいてます」と感謝。持ち前のトーク力で、ファンを魅了しているそうで「僕、バットとマイクの二刀流なので」と胸を張った。
久々に生きた球を捕った
もちろん本業でも、来季に向けて着々と準備進めている。球団には本職である捕手の出場機会増を直訴。この日は左腕の堀を誘い、キャッチャーミットを手にキャッチボールを行った。「久々に生きた球を捕ったんで、全部エグく見えたんです。今日の投げ方、宮さんみたいでしたね。意識しているのかな?」。
郡司から「いいね~」と声を掛けられた堀は「いいバッターに褒められた」とニッコリ。当の本人は「久しぶりにピッチャーの球を捕ったので。堀が喜んでいるなら結果OKです」とほっとした表情だった。
複数ポジションで初の規定打席到達「トランスフォームできるグラブ欲しい」
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中日から移籍2年目の今季は、主に三塁で自己最多の127試合に出場。ユーティリティーぶりを発揮し、自身初の規定打席に到達した。移動の際にはキャッチャー、ファースト、内野手、外野手用のグラブを持ち歩いており、「予備も含めたらキャンプには6個か7個くらい持って行くんでしょうけど。荷物が多いですね。空港で引っ掛かるっすよ。過重荷物」とぼやく。
「全ポジション対応グローブとかないんですかね。いっぱい練習に持って来るの面倒くさいので。キャッチング練習したあとにそのままゴロも捕れる、トランスフォームできるグラブが欲しいですね」。近未来の〝郡司グラブ〟誕生に思いを馳せた。
サイゼリヤのトッピング充実
そんな苦労が報われ、来季年俸は約3倍アップの5500万円(推定)。契約更改後の会見では、増額分の使い道として「ドリンクバーを頼んでみたり、ミラノ風ドリアに半熟卵を乗せてみたり…」と話し、大きな話題となった。
外食チェーン「サイゼリヤ」の看板商品を引き合いに出し、「1日前から用意している言葉なので。僕の発言には、周到な準備も含まれているんですから。宣伝効果抜群だと思うんですけど。昨日も行ったし」とニヤリ。前日17日にもお決まりのメニューでおなかを満たし、半熟卵トッピングは「来年、減俸しない限りは乗せ続けます」と宣言した。
大台に乗ったら念願の…
新たな野望も口にした。「来年(年俸が)上がったら、セットプチフォッカ付きですね。いや、まだダメです。1億いってからですかね。先は長いです。次はプチフォッカ狙い(笑)」。アドリブとは思えない秀逸な受け答えで、報道陣の笑いを誘っていた。