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栗山英樹CBO 新著「監督の財産」発売記念トーク&サイン会開催 ソフトバンク加入の上沢にも言及
札幌市内で開催 10月には「栗山英樹の思考」を刊行
日本ハムの栗山英樹CB0(63、チーフ・ベースボール・オフィサー)が21日、札幌市内で新著『監督の財産』と10月刊行『栗山英樹の思考』の発売を記念し、トークショー&サイン会を開催した。
新刊は「監督の教科書」 大谷とのエピソードも
新刊『監督の財産』は、指揮官としての集大成と位置づけた作品。日本ハムで2度のリーグ優勝を達成し、2016年には日本一を経験。23年には侍ジャパンを率いてWBC制覇を成し遂げた名将が、後世に残したい経験と知識を込めた848ページの大作だ。
同書は過去に発売された5冊の著書に加えて、新たに10万字の原稿を収録。大谷翔平とのエピソードなど内容盛りだくさんの一冊を、栗山CBOは「監督の教科書」と表現した。
「誰かを育てたいと思っている人に読んでもらえたら」
「結果が出ると人間は美化してしまう。その時にしか感じられない苦しかったことも(活字で)残してもらえて良かった。僕が監督になって困ったように、もしかしたら誰かが(本を読んで)救われるかもしれない。全ての指導者やお父さん、お母さんも。誰かを育てたいと思っている人に読んでもらえたら」