【大海の部屋】新春スペシャル~後編 同郷の伏見寅威と〝プチ道産子会〟 キャンプでの食事会計画も
後編は北の大地をテーマに道産子2人がトーク!
日本ハム・伊藤大海投手(27)の連載手記「大海の部屋」では【新春特別編】(後編)として、北海道生まれの伏見寅威捕手(34)と〝プチ道産子会〟を開催。故郷愛が強い鹿部町出身のエース右腕と、渋谷にルーツがある?千歳市出身の女房役が、テーマに沿って語り合った。大盛り上がりとなったトークでは、同郷選手を集めた食事会の計画も飛び出しました。
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まずは2人の道民度をチェック!
伊藤(以下伊)「道産子愛あります?」
伏見(以下伏)「バリバリ!」
伊「本当ですか?」
伏「(高校3年まで)18年間いたからね。とりあえず生まれてから」
伊「大阪10年ですか?」
伏「(オリックス時代に)大阪10年」
伊「渋谷4年…」
伏「渋谷4年! 渋谷だからな、俺(笑)。あれもおかしいよね。渋谷キャンパスとか言うけど、(通ったのは)平塚だから。(東海大の)ウィキペディアに、渋谷キャンパスって書いてある。それを(伊藤に)渋谷だからって(メッセージを)送ったっていう」
北海道のここが好き!
伏「う~ん。ありきたりなこと、あまり言いたくなくない?」
伊「まあまあまあまあ」
伏「だってご飯がおいしいとか、みんな言うじゃない?」
伊「確かに」
伏「なんか俺らしか思っていないことない?」
伊「う~ん。逆に僕は道外に半年くらいしか住んでいないので」
伏「ずっと北海道」
伊「そうです。他のところと比べられていない」
伏「なるほどね~」
伊「(本州行くの)めっちゃ嫌です」
伏「嫌なの?」
伊「どこも嫌ですね。本当に。暑くないですか?」
伏「最近、札幌も夏は暑いじゃん」
伊「でも、ベタベタしないというか」
伏「あ~まあ、それもあるか」
伊「旅行とかもあまり好きじゃないです。(北海道は)釣りできる…」
伏「釣りはどこでもできる」
伊「基本、自分で運転して移動したい。電車とか公共交通機関はちょっと苦手なので。満員電車とか絶対、無理です。マイペースなんですかね。北海道で一回(車が)つまったら、えっ?ってなるじゃないですか、高速とかで。きょう、渋滞?って。キロ数で60キロ換算したら、だいたい予想通りに着く。20キロだったら、20分で着くし」
伏「なるほどね~。道が広い。渋滞も少ない。僕は良さっていうか分からないけど、夏から秋にかけての匂いの変化が結構、好きなんですよね。外の匂いが変わる瞬間がある。あれはなんか結構しっかり変わるのは北海道。大阪とか東京は雪とかなくていいですけど、気候があまりパタって変わらなくて、ずっと温かいから。その匂いは懐かしい。昔よく感じてたなって。寒くなる1個前。これが結構、好き」
伊「確かに言われてみれば」
愛してやまないご当地グルメといえば?
伏「ソウルフードといったら?」
伊「ジンギスカンとか」
伏「ソウルフード、なんだろう。ジンギスカンの鍋、家にあったな」
伊「いや」
伏「ない? 俺あったよ。一家に1台でしょ。今はないけど」
伊「いや、なかった」
伏「鹿部はない?」
伊「ホットプレートでやっていました」
伏「千歳はあったよ」
伊「確かになかったな」
伏「マジ? ジンギスカンは家でよく食べたな~」
伊「スープカレー。北海道だけなの知らなかったです」
伏「あ~あれね」
伊「北海道発祥というか。食べます?」
伏「俺が小学生くらいじゃないかな。はやり始めたの。親が連れて行ってくれた。スープカレーっていうのあるけど、食べてみたい?って。最初はあんまりスープカレーの良さが分からなかった。どんどん、はやっていって」
伊「結構、好きだなスープカレー。カレーももちろん好きですけど、選べるならスープカレー」
〝道産子男子〟の特徴って?
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伏「シャイなヤツいます? 大海が筆頭だけど…。でも、全然シャイじゃないですよ。玉井もそうか。おとなしいか」
伊「陽キャいなくないですか?」
伏「陽キャはいないな。なんか、うるさいヤツ。(自身は)どっちかといえば、陽キャだけど、振り切ってはいない」
伊「奈良間みたいな感じのヤツ、絶対、出てこないです」
伏「松浦、あれ陽キャだな」
伊「どういうルーツなんですか?松浦って」
伏「出身、北海道でしょ?」
-宮城生まれの旭川育ちです
2人「じゃあダメだ」
伏「それはダメです」
-ちなみに福田投手は札幌生まれ、神奈川育ちです
伏「ギリ、いいんじゃないですか」
伊「ハハハ」
今年こそ開催なるか!? チームの道産子選手を集めた食事会
伏「ないね。(伊藤を指さし)来てくれないから」
伊「僕すか!?」
伏「やろうとしても来てくれない」
伊「やりましょ。やりましょ。道産子会しましょ」
伏「道産子会、結構、多いな。さっき言った通り、陽キャがいないので、会として道産子が集まった時に、ちょっと怖さはあるよな」
伊「確かに…」
伏「だって、なあ!とか言って、確かに…とか言われても、すげ~静かな会になっちゃうよ」
-今川選手は明るいキャラクターでは
2人「あれは無理してる」
伏「ビジネス陽キャ。ビジネス執念」
伊「ああいうところ行ったら、しっぽりやるタイプです。(ドラフト同期会でも)全然ですよ。端っこの方で最初に頭、痛くなって。イメージつかないですか?」
伏「イメージある。そういうイメージ」
盛り上げ役に名乗りを挙げそうな意外な?投手とは…
-盛り上げ役は伏見選手しかいないのでは
伏「そうなるでしょうね~。このメンバーだったら。でも、杉浦とかも結構、話すよね。このメンバーだったら」
伊「玉井さん」
伏「玉井も結構、しゃべる。黙り込むタイプじゃない。なんなら杉浦とか、うんちくとか知っているし」
伊「結構、おしゃべりな方じゃないですか」
伏「テンションが一定なだけ。独壇場になり得る可能性がある。杉浦の」
伊「意外と面白いんじゃないんすか」
伏「面白いかもね」
伏「根本、あれはもう見た通りじゃないの。しゃべるけど。しゃべる?大海」
伊「僕は話しますよ」
伏「面白いよね。道産子会ある?」
伊「キャンプとかだったら、できそうじゃないですか?沖縄で」
伏「やる? キャンプで。いいよ」
伊「よしっ! 第1オフ前」
伏「最初のオフ前? (球団の公式動画チャンネル)ファイターズMIRUの定点カメラ置いておくか。そこは球団判断で(笑)」
北海道出身選手として、地元球団でプレーできる喜びを感じる?
伊「おのおのファイターズでプレーできていることへの思い入れがあると思う。変なプライドとか全くなく、誇りにはみんな思っているので。秘めているくらいですね。執念(今川)くらいじゃないですか。道産子、道産子って言っているの(笑)」
伏「ビジネス。ビジネス道産子(笑)。俺ら道産子だからという話はないけど、北海道のファンの人たちは絶対、思ってくれているよね」
伊「確かに」
伏「あそこの出身の選手だよとか。それ聞くと、親近感は湧くよね。ファンの人との距離というか」
伊「ニュースとか見ていても北海道でローカル(番組)だったら、(出身の)町まで言ってくれる」
伏「確かに」
伊「それはちょっとなんか別だなあって。やっぱりそっちの方が道民には響くんですかね」
伏「そういうので覚えてもらっている可能性もあるよね」
伊「あると思います!」
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