【一問一答】田宮裕涼 術後の経過良好で送球練習再開 甲斐との交流、侍ジャパンへの憧れも
日本ハムの田宮裕涼捕手(24)が21日、札幌市内で行われたトークイベントの前に取材対応し、手術を受けた右肘の回復具合や、今後の見通しに触れた。正捕手として地位を確立できるか、真価が問われる来季。目標とする甲斐拓也捕手(32)からかけられた言葉や、侍ジャパン入りへの強い願いも口にした。一問一答は以下の通り。
―10月30日に右肘のクリーニング手術を受けた。送球練習は始めたか
「もう始まっています。2週間前ぐらいですかね」
―投げた感触は
「順調に投げられているかなと思います」
―想定通りに回復しているのか
「どうなんですか、分からないです(笑)。大きな問題はなく来ていると思います」
―スローイングで自信になった部分と来年に向けた課題は
「今年は安定してセカンドへの盗塁をアウトにできていたので。その結果が数字に少し出ていたのかなと。来年は盗塁阻止率4割以上を目指して頑張っていきたい」
―阻止率4割にこだわる理由は
「トップクラスは4割以上、刺す。今年は3割6分で(リーグ)2位だったんですけど、若月さん(オリックス)が4割を超えていたので。阻止率1位になるためには4割を超さないと。OPS(出塁率プラス長打率で表す打撃の指標)とは違いますけど、打率と阻止率を合わせて7割以上のキャッチャーになりたいなと思います。山田コーチにもそう言われたので。それを目標にやっていきたいと思っています」
―手術する前と比較して、肘の変化は
「痛かった時に比べて動きます。ただ、2、3年、肘が痛かったので、まだ体が、痛かった時の動かし方を覚えている感じ。最後の最後、動きそうで動かない、という感じがあるので、しっかり動かせるようにしていけたら」
―球界を代表する捕手の甲斐がソフトバンクから巨人に移籍。交流はあったのか