ファイターズ
《ハム番24時》12月22日
仕事と育児の両立は、子を持つ親の共通の悩み。それは、プロ野球選手も例外ではない。石川は今年、第2子となる次女が誕生し、2歳の長女と2人の子育てに励んでいる。
「下の子は完ミ(粉ミルクのみ)で育てているので、基本的に夜中の授乳は妻と交互にやっています。朝は上の子を保育園に送ってから鎌ケ谷で練習して、お迎えまでには帰る感じですね。 その後はもうバタバタですよね。最近はちょっと下の子が泣き止まなくなってきて、大変です」。同じく2人の子を育てる記者にとって、心の底から共感できる話だった。
過去には沖縄・宮古島で自主トレを行っていたこともある右腕だが、来年1月は鎌ケ谷で子育てとトレーニングを両立させる方針だ。
「去年は体づくりで筋トレをメインにやっていましたけど、今年は〝動きづくり〟をしています。動きの細かいところを、ちゃんとやろうと。筋肉をつけること以上に、どう動かすかの方が大事かなと思うので。年明けからブルペンに入ろうかなと思っています。子育ては父親として、もちろんやりますし、仕事は仕事。そこは、また別の話なので」。ついつい、仕事を言い訳に子育ての手を抜いたり、またその逆だったりと力不足な記者に、石川パパの姿はまぶしく見えた。