■Ｂ１第１０節レバンガ７７―７０大阪（１１日、札幌・北海きたえーる）

　東地区のレバンガ北海道は、７７―７０で西地区の大阪に勝利。今季初の３連勝を決めた。今季加入したＰＦデモン・ブルックス（２９）が、ダンクシュートや３点シュートなど、シーズン最多２９得点と１０リバウンドの“ダブルダブル”をマークした。今季初の勝率５割到達をかけて、きょう１２日も大阪と対戦する。

きたえーる無傷の６連勝　勝率５割復帰目前

　攻撃の２トップを担うブルックスが、今季２度目のダブルダブルを達成。「きょうの試合はスタートとフィニッシュをいい形で進められた。前節は得点面では貢献できなかったので、期待に応えようと準備をしてきた」と、笑みを浮かべた。
　普段の練習から、佐古ＨＣからは「空いたら打て」との助言を受け、アグレッシブさが増した。試合開始早々、ど派手なダンクシュートで会場を盛り上げると、第２クオーター（Ｑ）は、わずか２分で３点シュート２本など１０得点の固め打ち。ＰＦ／Ｃロングが前半だけで個人ファウル３つで出場時間が限られる中、両チーム唯一の２０点超えで気を吐いた。
　今季、きたえーるでは無傷の６連勝。佐古ＨＣは４日から始まった第２クール１４試合で勝率５割到達を目標に掲げていたが、ここまで３連勝。早くも５割復帰に手が届くところに付けている。ブルックスは「明日もタフになると思うので、しっかりと準備したい」。頼りになる助っ人はきょうもまた、ファンに連勝を届ける。
（西川薫）