【一問一答】山崎福也&清宮幸太郎 相性バッチリも来季は早期の援護要求?
日本ハムの山崎福也投手(32)と清宮幸太郎内野手(25)が23日、札幌市内で行われたトークイベントの前に取材対応し、来季の共闘を誓った。チームメートになって1年。〝幸福コンビ〟が互いの印象や親密度を高めた出来事を明かした。一問一答は以下の通り。
―名前をもじって幸福コンビと言われている
山崎(以下山)「ずっと西東京で後輩というか、チームは違いましたけど、スーパースターだったのでずっと見ていました。僕の母校も幸太郎にすごくやられたので、思い入れのある選手です」
―来季、2人で盛り上げたい
山「もちろん2人で頑張ります。もっと打ってもらって、頑張ってもらいたい」
―今季、山崎投手が先発した試合で、清宮選手が4本塁打。援護してもらっている印象は
山「もうちょい、序盤から打ってもらいたい(笑)。7月のベルーナドームが1本目でしょ。降板した後だったんですよ。すごかったんですけど、もうちょっと早く打ってくれよと思いましたけどね」
清宮(以下清)「福也さんが投げていた楽天戦(6月21日)でタイムリー(七回、一時勝ち越し)を打ったんですよ。エスコンユニを着ていた試合。福也さん、キャッチボールをしていてめっちゃ喜んでいた」
山「俺、エスコンの楽天戦、ダメだった。いい思い出がない(笑)。あ、レイエスが満塁ホームランを打った時か。幸太郎も打って勝てると思っていたら、ザバラが打たれて…。試合は引き分けかな。勝ち負けは付かず。ダメージは大きかった(笑)」
―清宮選手は山崎投手のことをどう見ているか
清「格好いい。あとデカい。投球スタイルと(体つきが)違う。(チームメートになるまでは)遠目だったのでずっと。思っていたよりデカい(笑)」
―親しくなったきっかけは、高校野球のつながりが大きかったか
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山「そうですね。高校の夏の予選とかも一緒に見ていたりして。(日大三が)負けましたけど(笑)」
清「僕、最初はけがをしていて、あいさつが一番、遅かったんですよ。ミーティングも出られなくて。その時に顔合わせがあるんですけど、いなかったので。僕はユーチューブで、福也さん名護にいる、みたいな(笑)」
山「僕も幸太郎と話せないなと思って、(キャンプ中盤に)やっと話せた」
―山崎投手から見て清宮選手はどんな後輩か
山「ナイスガイだなと思いました。明るいし、会話をしていても嫌がらない感じがします。いい子だなと思って、いつも話しています」
清「うれしいっすね。ありがとうございます!」
―清宮選手、キャンプインを前に気を付けていることは
清「去年、(加入したばかりの)福也さんがどのインタビューでも『キャンプの目標はけがをしないこと』と言っていて。痛いほど刺さった(笑)。確かにと。とりあえず、今は雪道、気を付けたいと思います」
―山崎投手は、春のキャンプでも打撃練習をすると
山「監督がそう言ってくれて、秋季キャンプの時に、コーチ経由で聞きました。秋に引き続き、振っておこうかなと思います」
―例年、キャンプにバットを持っていくのか
山「ピッチャー用のバットがありました。ガンガン打つのはしていなかったので、楽しみな気持ちはあります」
―自主トレ中も振っているのか
山「そこまで今は振っていないですけど。1月に入ってから。調子に乗らないように(笑)」
清「けがをしないでください。脇腹とか」
―打撃での下半身の使い方は投球に生きるか
山「そこも含めてだと思います。まだまだ成長できるようにといつも思っています」
―打撃面の課題は
山「真っすぐをしっかりと打ち返したいなと。プロのピッチャーの真っすぐは強いので。そこはびっくりしましたし、そこをどういうふうに打っていこうかなと。変化球をポーンと当てている感じのバッティングなので。交流戦の時ですね。そこで2本くらい打ちたいです」
清「いや、もう記録保持者(センバツ甲子園で1大会最多タイ13安打をマーク)なので。僕も遠く及ばない」
―センバツ甲子園の記録はまだ破られていない
山「毎年、破られそうかなと思いながら。まぐれですから(笑)」