【年末特別企画】達孝太&細野晴希 近未来のエース対談~後編 先輩後輩が逆転? 私服のコーディネートも…
後編でも両腕がたっぷりと語り尽くす!
日本ハムの達孝太投手(20)と細野晴希投手(22)による「近未来のエース対談」。後編はプライベートトーク多めの内容。2人の関係性がより明らかに!? 食事やファッションなどにも話が及び、掛け合いもより息ピッタリに。さあ、第2ラウンド開始!
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まるで同級生!?な関係性
―22歳の細野投手から見て、20歳の達投手はどんな後輩か
細野(以下、細)「どんな後輩…」
達「いい後輩じゃないですか」
細「同級生みたいな感じですかね」
―達投手が年齢以上に大人、という意味か
細「いやいや、それもちょっとはありますけど、大人というか、態度がデカいというか(笑)。そんなに悪い意味の同級生ではなく、本当に同級生みたいな感じで接してくるので。ただ、お会計は僕が持っている、という関係です(笑)。都合のいい時だけ、後輩になる」
後輩右腕の本音 「いいトレーニング仲間」
―達投手にとって細野投手はどんな先輩か
細「先輩だと思われていない。後輩ですよ、たぶん」
達「まあ、そうですね、いい先輩だと思います(棒読み)」
細「ちゃんと、書いておいてくださいね!」
達「うーん、あまり先輩だと思っていないかもしれないです(笑)。なんか、いいトレーニング仲間みたいな感じです。例えば、ずっと通っているジムがあって、そこでたまたま一緒になる時間が長い。年齢が1つ、2つ離れているぐらいなら、トレーニング仲間になると思うんですよ。そこで先輩、後輩にならないじゃないですか。そういう意味で、あまり先輩だと思っていない」
2人とも友達が少ない!?
―会話する時、達投手は敬語なのか
細「全く」
達「めちゃくちゃ敬語です」
細「はぁ…。そういうことにしておきましょう。僕のメンツもあるので(苦笑)」
―食事代は全て細野投手が支払っていると。一緒に食事する機会は多いか
細「頻度はそこまで多くないですけど、行く相手は絶対に達ですね。達がずっといるんですよね。メシ食いに行ったら、達みたいな」
―それはなぜか
細「分からないです。友達いないんじゃないですか、僕ら(笑)。オフもオフ前もずっと達といるみたいな」
食事中は細野が達を質問攻めに!
―細野投手はほかの選手とも出かけそうだが
細「僕の方がまだ協調性があるので、いろんな選手とも関われるんですけど」
達「…そんなことないやろ(笑)」
―達投手は、ほかの選手とも食事するのか
達「あまり行かないです…。でも、堀さんとは行きますね」
―2人で食事に行くと、どんな話をするのか。野球の話題かプライベートの話題か
達「まあ、野球の話ですかね。質問がいっぱい来るので。結構、大変です」
細「せっかくご飯のお金を払っているのに、ただではもったいないと思って。聞いたろと。できるだけ元を取ろうと思って(笑)」
―達投手の話はためになるのか
細「…はい。悔しいですけど」
高級店に興味がない2人 優先すべきは野球
―ご飯はどちらがたくさん食べるのか
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達「いや、そんなに変わらない。めちゃくちゃ食べることもない。普通のアスリートの食事ぐらいじゃないですか」
―例えば、焼き肉でも食べる量が多く、高額になることもあるのでは
達「いや、そうなんですかね」
―お金を払っている細野投手に答えてもらいたいのですが
達「ははは。どんだけ払っているか、知らないですね、本当に」
細「一般の方と行く時よりはちょっとは高いですね。ただ、めっちゃ食べるわけでもないので、僕たち」
―少し高級なお店で食べることも
達「そんなところは行かないですね。もったいないじゃないですか。それならもっとトレーニンググッズを買えば、いい投資じゃないですか」
そこは従う昔ながらの慣例
細「僕も投資(おごり)をやめたいですけどね。割り勘にするか、じゃあ、今度から」
達「いや無理無理無理。絶対無理! それは日本で野球をやっている以上、どんだけ給料が低くても先輩が払うべきじゃないですか」
―常識にとらわれないタイプの達投手が、昔ながらの慣例を持ち出すとは
達「そこは右向け右で(笑)」
細「言ってやってください、本当に」
似てきた2人 影響を受けている先輩左腕
―野球以外の面で共通の趣味、好きなことはあるか
達「僕、服が好きです」
―2人は服の好みが似ているのか
達「自分がどんどんどんどん浸食していっている、という感じです」
細「後戻りできないところまで来ています」
―細野投手が達投手の影響を受けているということか
達「そうです。影響を受けさせている、感じです」
細「そうですね。ちょっともう、服は止まらないですね」
時には衝動買いも 細野「後戻りできない…」
―達投手の影響で衝動買いしているということか
細「そうです。はー…という感じです。いい買い物をしたな、と毎回思うんですけど、絶対に後戻りできないじゃないですか。毎年毎年、買ってしまいそうだなと」
―達投手が格好いいブランドを教えているのか
達「いや、それもありますけど、自分が勝手にコーディネートしているというようなイメージ。それが一番、近いんじゃないですかね」
―細野投手は自分で選ぶタイプではないのか
達「結構、人の意見に左右されるタイプなので」
細「いやいや、そんなことはない」
―達投手がセレクトした服を気に入っているのか
細「僕より知っているわけなので…」
達「そういうことなんですよ、結局。例えば、実績があるコーチが必ずしも、いいコーチというわけではないじゃないですか。でも実績だけ見て、そのコーチの言っていることをうのみにするタイプという感じですね」
細「いいえ。いいえ。それは違います!」
プロ級の腕を持つゲーマー細野
―一緒にゲームすることもあると
達「あっち(細野)はプロで、こっちはビギナーなので。ゲームは分からないです。プロの世界には僕、入れないです」
―細野投手が達投手に伝授しているのか
細「いや、センスないので、いいやと思って。やらないですもん。達に勧めたら、ちょっと申し訳ないです」
達「いやだって、普通に24時間ある中で、7時間ぐらいゲームしているんですよ。その時間に練習していれば…」
細「おい、ちょっと待ってください、ちょっと待ってくれ、待ってくれ」
―そういう日もある
達「そうですね。もちろん、息抜きも大事ですけど、そこに注力する時間が一番もったいないなと。タイムイズマネーなので」
細「7時間はやっていないですけど…」
最後の最後にまさかのギブアップ宣言!?
―野球に直結することがあるかもしれない
細「そうですね。それを信じてやっています」
達「絶対ないでしょ。そのゲームをやっている時間、1日7時間として、1年間やったらどのぐらいになるんですかね。その莫大(ばくだい)な時間を野球に費やせば、今は158キロとか投げますけど、170キロ、180キロまでいけるんじゃないかなと。才能の無駄遣いですよね、本当に。そう思いますね」
細「………中止、中止で(笑)」
―普段から2人はこんな空気感なのか
達「はい、こんな感じです」
細「はい…」
―細野投手は、マウントを取られっぱなしだが
細「いや、なんも言えない。なんも言えないっすよ。それだけやっているということですね、コイツが」
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