ファイターズ
2024/12/26 16:05

《ハム番24時》12月26日

 12月のある日、鎌ケ谷の室内練習場にいると、なじみのある歌が聞こえてきた。「愛してーる~のひーびーきーだけーで、強くーなれーるー気ーがしたよー♪」。スピッツの代表曲「チェリー」だ。声がする方に目をやると、練習を終えてリラックスした山口アタルの姿があった。

 カナダ出身の外野手がどこで日本の名曲を覚えたのか。気になって話を聞いてみると、「子どもの時に、(日本人の)お父さんがスピッツのCDを聴いていた。ロビンソンとかチェリーとか。それで知っていました」と教えてくれた。

 歌っていたのには理由があるという。「お父さんから、『どこかで絶対、カラオケは歌うから、そこで全然、歌えなかったら恥ずかしいから、1曲ぐらいは練習しておけ』と言われて。なので、スピッツのチェリーを練習しています。まだ練習中で、めっちゃ音痴ですけど。まだお父さんの前でしか歌っていないです」

 山口には、ひそかな狙いがある。「いつかもしかしたら、ファンフェスで歌うかも。10年後、まだ球団に残っていられたら、歌います。まだまだ自信がないので、めっちゃ恥ずかしい」。エスコンで熱唱する日を、楽しみに待っています。

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